リバプール移籍のイサク、ニューカッスルに感謝のメッセージ「忘れられない3年間」

小山亮 Akira Koyama

Nick McGee

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リバプールへの移籍が決まったスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサクは、SNSを通じてニューカッスルやファンへの感謝の思いを伝えた。

今夏の移籍市場で最も注目を集めたイサクのリバプール移籍は、期限最終日に成立。移籍金は1億4500万ユーロ(約251億円)とされ、プレミアリーグ史上最高額となった。

リバプール移籍を強く希望していたイサクは、移籍を実現させるためにニューカッスルでの練習や試合への参加を拒否する姿勢を見せたこともあり、クラブとの関係は一時悪化。しかし最終的には念願のアンフィールド行きが実現した。

一方、ニューカッスルはイサクの退団をわずか37語の短い声明で発表。クラブ在籍3年間62ゴールを記録した彼の貢献には触れなかった。クラブは戦力の穴を埋めるため、ドイツ代表FWニック・ヴォルテマーデをクラブ史上最高額で獲得し、さらにブレントフォードからヨアネ・ウィサを加えるなど、次の体制も整えている。

イサクの別れの言葉

9月1日にリバプールへの移籍が確定したイサクは、翌日に自身のインスタグラムを更新し、3年間共に戦ったクラブやファンに向けて感謝の思いを綴った。

「チームメイトやスタッフ、そして何よりもニューカッスルという街と素晴らしいサポーターの皆さんに、共に過ごした忘れられない3年間への感謝を伝えたい」

「共に歴史を作り、クラブが本来いるべき場所へ押し上げることができました。チャンピオンズリーグ出場や70年以上ぶりのトロフィー獲得など、その歩みの一員でいられたことを光栄に思います」

「この想いは一生忘れません。ありがとう、ニューカッスル」

原文:Isak thanks Newcastle for 'three unforgettable years' in farewell message
翻訳:小山亮(スポーティングニュース日本版)

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小山亮 Akira Koyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。都内の大学に在学中。15年間にわたりサッカーに打ち込んできたが、プロの試合観戦や分析も趣味。幼少期からJリーグや欧州サッカーを追いかけ、現在は年間20試合以上をスタジアムで観戦している。大学のサークルでは監督を務め、全国2位を経験した。

Nick McGee

Nick McGee is a writer and sub-editor for The Sporting News. Nick has worked in sports media for more than a decade covering everything from football to F1 and beyond. He specialises particularly in US Sports as a passionate San Francisco 49ers fan, and has covered several Super Bowls.