【動画あり】チェルシーが3発快勝! 決勝弾の若手DFを監督が絶賛「本当に素晴らしい」

Atrayo Bhattacharya

小山亮 Akira Koyama

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代表ウィーク明けとなった10月18日(土)、プレミアリーグが再開し、チェルシーは敵地シティ・グラウンドでノッティンガム・フォレストに3-0で勝利した。

リヴァプール戦の勝利を弾みに、チェルシーは後半に入ってギアを上げ、安定したパフォーマンスで今季4勝目を手にした。前半はスロースタートとなり、フォレストに決定機を許す場面もあったが、相手の精度不足にも助けられ、後半に流れを掴んだ。

後半に入るとチェルシーはまるで別のチームのような躍動を見せ、49分にジョシュ・アチャンポンが先制点を奪取。その後、ペドロ・ネト、リース・ジェームズが続けざまにゴールを決め、勝負を決定づけた。

ただし、勝利とは裏腹に、先発メンバーの選考や前半の内容については疑問の声も上がった。

エンツォ・マレスカ監督は、モイセス・カイセドをベンチスタートとし、ロメオ・ラビアとアンドレイ・サントスを中盤に起用。エンソ・フェルナンデスは負傷の影響によりベンチ外となった。

今季初先発となったロメオ・ラビアは、ボールを簡単に失う場面や不用意なファウルが目立ち、不安定なプレーに終始。ハーフタイムでモイセス・カイセドと交代した。

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試合後、マレスカ監督は次のように語っている。

「常にベストを尽くしているが、ときには判断を誤ることもある。ロメオ(ラビア)もモイ(カイセド)も90分間プレーできる状態ではなかったので、ロメオを先発にしてモイをベンチに置いた。ガルナチョはリバプール戦で素晴らしいパフォーマンスを見せていたから、起用するのは自然な判断だった。マルク・ギウも良かったね。相手は4バックで来ると予測していたし、ジョアン・ペドロは4バック相手の方が適している」

マレスカ監督はリバプール戦での退席処分により、ピッチ外からチームを見守る形となったが、それでも選手たちは冷静に戦い抜き、勝利を掴んだ。

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マレスカ監督がDFアチャンポンを称賛

前節リヴァプール戦での活躍を受け、ジョシュ・アチャンポンはこの日もスタメンに名を連ね、ノッティンガム・フォレスト戦でも期待に応えるパフォーマンスを披露した。

前半は守備面でチームを助けながら相手の圧力をしのぎ、後半4分には完璧なヘディングで先制ゴールをマーク。試合の流れを大きく変える一撃となった。

試合後、マレスカ監督は若手DFを高く評価し、次のように語っている。

「昨シーズンから信頼を寄せてきたジョシュ・アシャンポンは本当に素晴らしい選手だ。誰かが欠場したときに準備ができていることは重要であり、彼には素晴らしい未来が待っているだろう」

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一方で、チェルシーはまたしても退場者を出してしまった。試合終盤の後半42分、マロ・ギュストが2枚目のイエローカードを受けて退場し、チームは数的不利で試合を終えることとなった。

だが、マレスカ監督は大きく気に留める様子はなく、選手の姿勢を評価した。

「もっと良くできる部分ではある。もちろん避けるべきものだけど、そこまで心配はしていない。2枚目の警告につながるようなファウルは無駄ではあるが、マロ(ギュスト)は闘志を見せてくれた。大事なのは選手の“気持ち”だ。バランスの問題だが、これは確実に避けられる」

この勝利により、チェルシーはプレミアリーグで勝点14(8試合)とし、暫定6位に浮上。チームは再び欧州の舞台へと向かい、次戦は10月22日、ホームでのチャンピオンズリーグ、アヤックス戦となる。

原文:Enzo Maresca defends team selection following Cheslea's 3-0 win over Nottingham Forest
翻訳・編集:小山亮(スポーティングニュース日本版)

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Atrayo Bhattacharya

Atrayo Bhattacharya is a content producer for The Sporting News, working across English editions.

小山亮 Akira Koyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。都内の大学に在学中。15年間にわたりサッカーに打ち込んできたが、プロの試合観戦や分析も趣味。幼少期からJリーグや欧州サッカーを追いかけ、現在は年間20試合以上をスタジアムで観戦している。大学のサークルでは監督を務め、全国2位を経験した。