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【セリエA】悪童バロテッリが元監督ヴィエラを批判 「自分が主役になりたがる」

坂東実藍 Miran Bando

【セリエA】悪童バロテッリが元監督ヴィエラを批判 「自分が主役になりたがる」 image

起用への不満から、辛らつな批判だ。

元イタリア代表のマリオ・バロテッリが、2024-2025シーズンに所属したジェノアのパトリック・ヴィエラ監督を批判した。両者はかつてインテルでチームメイトとしてプレイしている。

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「悪童」のニックネームで知られるバロテッリは、シーズン途中の2024年秋にジェノアと契約。だが、デビューから間もなく、アルベルト・ジラルディーノ監督が成績不振で解任される。その後を継いだのがヴィエラだ。

そしてバロテッリはヴィエラの下でほとんどピッチに立つことがなかった。最後の出場は12月のナポリ戦。最終的に6試合、56分間の出場にとどまっている。

『Gazzetta dello Sport』によると、バロテッリはポッドキャストで「ほとんど起用されず、説明を求めに行ったが、話すことを拒まれたんだ」と話した。

「彼はただ自分が主役でありたいだけだと思う。自分が中心にいたいんだ。ほかに理由が見当たらない。それか自分が気に入らないんだろう」

また、バロテッリはジェノアも「立場を明確にしなかった」と批判。「理由なく敬意を欠いて、謝罪もない」と怒りを見せ、ナポリ戦で「自分が得点するのを彼らは恐れていたみたいだった」と述べている。

「(ヴィエラは)自分がジェノアの救世主になりたかったんだ。そして実際にそうなった。それは認めるべきだ。でも、ジェノアを救ったのは自分でありたかったのさ」

バロテッリはヴィエラに「とても長いメッセージを送った」という。「いつか公表しようかと思っている」とのことで、いずれ世間を賑わせるかもしれない。

坂東実藍 Miran Bando

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。