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ロンゾ・ボールのキャバリアーズ移籍が発表 ブルズとトレード

坂東実藍 Miran Bando

ロンゾ・ボールのキャバリアーズ移籍が発表 ブルズとトレード image

Cleveland Cavaliers.com

7月7日(現地6日)、クリーブランド・キャバリアーズシカゴ・ブルズがトレードを発表した。

トレード内容は以下のとおり。

キャバリアーズ獲得:

  • ロンゾ・ボール

ブルズ獲得:

  • アイザック・オコーロ

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キャバリアーズのバスケットボール運営部門代表コビー・アルトマンは、声明で「ロンゾ・ボールのようなスキルセットと多才性をこのチームにもたらしてくれる選手を獲得できて、とてもうれしく思います」と話した。

「我々は持続可能なチームをつくり、このオフシーズンは細部を改善するための方法を見つけることに集中してきました。ロンゾの加入はその一環です。クリーブランドでの5シーズンにわたり、コートでそのプロ意識やハードワーク、真の闘志を見せてくれたアイザック・オコーロにも感謝したいと思います。アイザックとご家族の今後の幸せを願っています」

ボールは2024-2025シーズンにブルズで35試合に出場(先発14試合)。平均22.2分間のプレイで7.6得点、3.4リバウンド、3.3アシスト、1.34スティールを記録した。NBAでの6年では、ロサンゼルス・レイカーズ、ニューオーリンズ・ペリカンズ、ブルズで287試合に出場(先発253試合)。平均31.2分間のプレイで11.4得点、5.8アシスト、5.5リバウンド、1.53スティールをマークしている。

2017-2018シーズンのNBA入り以降、ボールは平均11.0得点&5.0アシスト&5.0リバウンド&1.50スティールを記録。この数字を達成しているのは、リーグでボールのほかにジミー・バトラー、デジャンテ・マレー、ジェームズ・ハーデン、ラメロ・ボール、ベン・シモンズの5選手だけだ。

NBAドラフト2017でレイカーズに全体2位で指名されたボールは、2017-18シーズンにオールルーキー・セカンドチームに選ばれている。

2021年8月のペリカンズとのトレードでブルズに加入してからは、70試合に出場(先発49試合)。平均10.3得点、4.4リバウンド、4.3アシスト、1.7スティール、0.7ブロックを記録した。左ひざのケガで2シーズン休んでいる。

一方、NBAドラフト2020でキャバリアーズに全体5位で指名されたオコーロは、NBAでの5シーズンで334試合に出場(先発238試合)。平均26.2分間出場し、8.1得点、2.8リバウンド、1.6アシスト、0.8スティールを記録している。ここ4シーズンは連続で67試合超に出場。ルーキーとしてはレブロン・ジェームズ、カイリー・アービングに続く球団史上3人目の500得点&3ポイントショット成功50本&50スティール&20ブロック超を達成し、オールルーキー・セカンドチームに選ばれた。

2024-25シーズンのオコーロは、キャバリアーズで55試合に出場(先発22試合)。平均19.1分間のプレイで6.1得点、2.4リバウンド、1.2アシストを記録している。

坂東実藍 Miran Bando

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。