昨季のNBAオールスターゲームでは、ビクター・ウェンバンヤマ、エバン・モーブリー、ケイド・カニングハム、ジェイレン・ウィリアムズ、アルペレン・シェングンの5人が初出場を果たした。少なくとも1~2人は初出場選手がいるのが常だ。
ここでは、2025-2026シーズンにオールスター初出場を果たす可能性のある10選手をリストアップして紹介していく。
※2026年に検討されているアメリカ対ワールドの形式については考慮せず、従来のオールスター選出基準に基づいている。
1:チェット・ホルムグレン(オクラホマシティ・サンダー)

シェイ・ギルジャス・アレクサンダーがウェスタンのロスターから外れるとは誰も予想していないが、前年王者のサンダーが、3人目のオールスターを加える可能性は十分にある。チェットは1年前にも候補に挙がっていたが選出されなかった。それは彼のパフォーマンスというより、同じポジションを争うビッグマンの層の厚さによるものだ。ウェンバンヤマ、シェングン、ニコラ・ヨキッチ、アンソニー・デイビス、ジャレン・ジャクソンJrと多くの実力者が揃っているが、チェットにはそこに割って入る力がある。怪我人が出るようなことがあれば、選出の可能性はさらに高まるだろう。
2 & 3:OG・アヌノビー 、ミケル・ブリッジズ(ニューヨーク・ニックス)

来季のイーストには大きなチャンスがある。昨季オールスターに選出された、セルティックスのジェイソン・テイタム、ペイサーズのタイリース・ハリバートン、そしてバックスのデイミアン・リラード(現トレイルブレイザーズ)が全休の見込みだからだ。ともに攻守に優れるアヌノビー、ブリッジズは、ジェイレン・ブランソンとカール・アンソニー・タウンズに次いで輝き、そのうえで互いに活躍を潰し合わなければ、選出の可能性はある。
4:フランツ・バグナー(オーランド・マジック)

チームメイトのパオロ・バンケロが2024年にオールスターとして頭角を現したが、バグナーも来季飛躍を遂げる可能性がある。得点力は十分(昨季平均24.2得点)だが、3P成功率29.5%を改善する必要がある。万能ウィングのバグナーは今週24歳を迎えたばかりで、彼自身もマジックも大きな飛躍を遂げる準備が整っている。
5:イビツァ・ズバッツ(ロサンゼルス・クリッパーズ)

チェット同様、ウェスタン・カンファレンスのビッグマンの層の厚さが、ズバッツの前にも立ちはだかる。ボスニア・ヘルツェゴビナ出身のズバッツは、NBAキャリアの大半で平均ダブルダブルを記録してきたが、昨シーズンは十分な出場時間を達成したうえで、ダブルダブルを記録した(平均16.8得点、12.6リバウンド)。オフェンシブ、ディフェンシブの両方でリーグトップクラスのリバウンダーで、オールディフェンシブ2ndチームにも選出された。
6:ジャマール・マレー(デンバー・ナゲッツ)

NBA Entertainment
マレーがオールスターに選出されたことがないという事実は、多少ショッキングかもしれない。マレーは平均20得点以上を4シーズンで達成しているが、10シーズンで達成しているCJ・マッカラムでさえ、一度もオールスターに選出されていない。しかしマレーはプレイオフで真価を発揮する選手として知られ、優勝リングを持ち、現役最強のヨキッチが相棒だ。ナゲッツのオフシーズンの戦力強化が功を奏し、マレーが十分に活躍することができれば、初選出も夢ではない。
7:ジェイデン・マクダニエルズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)

2020年の入団以来、マクダニエルズとアンソニー・エドワーズは共に成長してきた。マクダニエルズはエドワーズほどではないが、クリス・フィンチのオフェンスにおいて、より大きな役割を担うようになってきた。そして今でも、ウルブズのディフェンシブアンカーであることに変わりはない。チーム成績が上向いていれば、リザーブで選出されてもおかしくない選手だ。
8:ノーマン・パウエル(マイアミ・ヒート)

パウエルはここ数年、スターとしての地位を確立しつつある選手だ。2シーズン連続でシックスマン賞の投票を獲得し、昨シーズンは出場した全試合で先発出場を果たし、平均20得点の大台を突破した。オフシーズンのヒート移籍により、パウエルはオフェンスでの役割が増し、過去4シーズンで41.9%を記録した3Pを武器に活躍できるだろう。32歳での初選出となれば、34歳で初選出を果たしたナット・クリフトンの最年長記録に続く記録となる。
9 & 10:アメン・トンプソン(ヒューストン・ロケッツ)、アサー・トンプソン (デトロイト・ピストンズ)

この双子の運動能力は桁外れだ。より信頼できる攻撃オプションに成長することができれば、シェングンとカニングハムに次いで選出の可能性があるだろう。アメンは昨年、ライジングスターズの選手として、オールスターのミニトーナメントに出場した。だが我々が期待しているのは、1970年、1971年のディックとトムのバン・アースデイル兄弟以来の、双子でのオールスター本選出場だ。
その他の候補
- ジェイレン・ジョンソン(アトランタ・ホークス)
- マイルズ・ターナー(ミルウォーキー・バックス)
- コビー・ホワイト(シカゴ・ブルズ)
- デリック・ホワイト(ボストン・セルティックス)