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ヤンキースのアーロン・ジャッジがジャレン・デュランを巡る一件にコメント

石山修二 Shuji Ishiyama

Curt Bishop

ヤンキースのアーロン・ジャッジがジャレン・デュランを巡る一件にコメント image

現地27日(日)にプログレッシブ・フィールドで行われたボストン・レッドソックスとクリーブランド・ガーディアンズの試合中にある事件が起こった。

スタンドのガーディアンズ・ファンがジャレン・デュランに対し、2022年の自殺未遂について言及したことからデュランが激昂し、言い合いとなった。

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デュランの自殺未遂は、最近のレッドソックスのドキュメンタリーで明らかになっていた。

幸いなことに、デュランにはリーグ内から多くの支援が寄せられている。ヤンキースの選手たちも例外ではない。アーロン・ジャッジもこの件について発言し、デュランへの支援を表明した。

「もちろんだ」とジャッジは述べた。

「パフォーマンスについてはブーイングしたり、何かを言っても構わない。だが、クリーブランドで起きたことは行き過ぎている」

クリーブランドで起きたことは衝撃的な出来事で、ガーディアンズがこのファンを退場させた判断は正しいものだったと言える。

デュランの自殺未遂は軽視すべきものではなく、非常に深刻な状況である。デュランは多くの困難を乗り越えてきた。メンタルヘルスの葛藤を乗り越えるには強い意志が必要とされる。

ジャッジをはじめとするメジャーリーグ関係者たちがデュランへの支援を示しているのは好ましい。メジャーリーグの選手たちも人間であり、毎日自分自身の苦闘を乗り越えていることを忘れてはいけない。

2度のアメリカンリーグMVPに輝くジャッジは、今シーズンも好調なスタートを切り、打率.405/出塁率.496/長打率.703、8本塁打、28打点、OPS 1.199を記録している。

だが、そうした活躍以前にジャッジは常に品格ある言動を見せる選手であり、デュランへの支援を示すことでその姿勢を再び示してみせた。

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原文:Yankees Aaron Judge offers 1-word response on Jarren Duran’s fan incident
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Curt Bishop

Curt Bishop is a freelance sports writer who graduated from Maryville University of St. Louis with a Bachelor of Arts degree in the field of Communication and currently writes as a contributor for various platforms covering Major League Baseball. Curt’s work includes covering trade and free agency predictions, as well as rumors and news.