サンディエゴ・パドレスのメイソン・ミラーは現在のメジャーリーグ(MLB)で最も速い球を投げる投手の一人と考えられている
現地1日(水)、ミラーはその評価に値する記録をポストシーズンで樹立した。
ミラーが投じた球は球速104.5マイル(約168.1キロ)をマークした。
『MLBネットワーク』のサラ・ラングス氏によれば、これは2008年に球速が計測されるようになって以降のMLBポストシーズンでの最高速記録となった。近年、投手の球速が年々向上していることを考慮すれば、2008年以前にこの日のミラー以上の球速を記録した投手はおそらく存在しないだろう。
ミラーが記録を叩き出した一球は、外角低めに投げ込まれたこれ以上ないほどの完璧な一球だった。
104 MPH 🔥
— MLB (@MLB) October 1, 2025
Mason Miller is bringing the heat pitching on back-to-back days! #Postseason pic.twitter.com/S6TyC8G3iB
パドレスは今夏のトレードデッドラインでミラーを獲得するため、評価の高いプロスペクトのレオ・デ・ブリースを交換要員とするなど高額な代償を支払った。
その期待に応えるには、ミラーが今シーズン、そして残りの契約期間にその潜在能力を最大限に発揮する必要がある。最終的にはクローザーとしての活躍も期待されるだろう。
ミラーはここまで、どのイニングを任されても問題ない力を示している。彼には今日見せたような誰にもない武器があるからだ。
原文:Padres' Mason Miller threw the fastest pitch in MLB postseason history
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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