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ドジャース山本由伸の攻略に向けてレッズはMLB19試合目のルーキーをスタメン起用

石山修二 Shuji Ishiyama

Mack Baltes

ドジャース山本由伸の攻略に向けてレッズはMLB19試合目のルーキーをスタメン起用 image

ワイルドカードシリーズ第1戦でロサンゼルス・ドジャースに10対5の大差で敗れたシンシナティ・レッズは現地時間1日(水)夜、エリミネーション・ゲームに臨む。その試合でチームは予想外の先発投手を投入し、衝撃的な打線変更を行なった。

テリー・フランコーナ監督は、第2戦の先発に右腕のザック・リテルを指名した。今シーズン途中に獲得したリテルは、タンパベイとシンシナティで合わせて10勝8敗、防御率3.81、130奪三振の成績を残した。対するドジャースの先発は山本由伸で、今季12勝8敗、防御率2.49、201奪三振の成績を残している。

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一般的に考えれば、レッズの先発は最も安定しているアンドリュー・アボットだったかもしれない。しかし、アボットは先週の土曜日に登板したこともあり、レッズが今日勝った場合の第3戦に備えて温存されたと考えられる。

それ以上に驚きなのは、ルーキーのサル・スチュワートがキャリア19試合目にして5番一塁で先発出場することだ。スチュワートのメジャーでの実績は55打席のみだが、14安打、5本塁打、8打点で打率.255を記録している。その潜在的なパワーが山本に対するレッズ打線に新たな風を吹き込むことが期待される。

その他のラインナップの変更点としては、ギャビン・ラックスが指名打者として出場し、第1戦で一塁を守ったスペンサー・スティアはレフトにまわり、ミゲル・アンドゥハー、ノエルビ・マルテはスタメンから外れた。

窮地に立たされたフランコーナ監督率いるレッズは、スチュワートとリテルの活躍が2012年以来となるポストシーズン初勝利をもたらし、シリーズを木曜日の第3戦へ持ち込むことを期待している。

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原文:Cincinnati turns to rookie bat in shocking lineup change
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Mack Baltes

Mack Baltes is a freelance writer with The Sporting News. He specializes in MLB and NBA, but also has experience covering the NFL, PGA Tour, English Premier League and NASCAR Cup Series. His work has been seen on Bleacher Report, Sports Illustrated, FanSided’s Redbird Rants and Enforce the Sport.