ふさわしいエンディングと言えるのではないだろうか。
カル・ラリー(ローリー)はメジャーリーグ(MLB)の歴史において、ベーブ・ルース(元ヤンキースほか)に永遠に名を連ねる存在となった。
ラリーは今シーズン、捕手としてのシーズン最多本塁打記録(サルバドール・ペレスの48本)、スイッチヒッターとしてのシーズン最多本塁打記録(ミッキー・マントルの54本)、そしてシアトル・マリナーズ選手としてのシーズン最多本塁打記録(ケン・グリフィー・ジュニアの56本)を更新した。
そしてルースのキャリアハイ、60本に並んだ(1927年)。
ロジャー・マリス(元ヤンキース)は1961年に61本塁打を放ち、このルースの記録を破った。
アーロン・ジャッジ(ヤンキース)は2022年に62本塁打を打って、このマリスの記録を破った。
ラリーは終盤追い上げたものの、この2人には届かなかった。それでもルースに並ぶアメリカン・リーグ史上3位タイの記録としてその名を刻んだ。
現代の選手にとって、ルースの記憶は粗い映像の中の選手でしかない。
そんな歴史的なレジェンドの横にラリーの名が並ぶ。素晴らしいことだ。
『グレート・バンビーノ』はきっと『ビッグダンパー』の肩を抱いたことだろう。
SIXTY.
— Seattle Mariners - y (@Mariners) September 25, 2025
Cal Raleigh is just the seventh player in @MLB history with 60 home runs in a single season. #TridentsUp pic.twitter.com/lmImUJLI74
原文:Mariners' Cal Raleigh officially resides with Babe Ruth in historic MLB record book
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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