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マリナーズのカル・ラリーがルース、マリス、ジャッジに次ぐ史上4人目となるMLB記録を達成

Billy Heyen

石山修二 Shuji Ishiyama

マリナーズのカル・ラリーがルース、マリス、ジャッジに次ぐ史上4人目となるMLB記録を達成 image

この日まで、ポストシーズンでこの記録を達成したのはニューヨーク・ヤンキースの選手だけだった。

そして今、シアトル・マリナーズのカル・ラリー(ローリー)がその仲間入りを果たした。

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その記録とは、レギュラーシーズンで60本以上の本塁打を打った打者が同じシーズンのプレイオフでも本塁打を打つことだ。

バリー・ボンズは成し遂げられなかった。マーク・マグワイアもサミー・ソーサもできなかった。

これまでに達成したのは、1927年のベーブ・ルース、1961年のロジャー・マリス、そして2022年のアーロン・ジャッジの3人だけだ。

そこにこの日、ラリーが史上4人目として加わった。

マリナーズは現地7日(火)遅くにX(旧Twitter)でこのデータを投稿した。デトロイト・タイガースを破り、ア・リーグのディビジョンシリーズを2勝1敗とリードした直後のことだ。

この夜、ラリーは9回に試合を決定づける2ランホームランを放ち、マリナーズに8-1のリードをもたらした。

その打球はブルペンでバウンドすると左中間のスタンドのファンの元へと転がった。そのファンは「Dump 61 here.(61号をここに)」と書かれたシャツを着ていた。

ラリーはそれに応えた。

レギュラーシーズン60本塁打を記録したラリーがポストシーズンでも打ち続けるのは驚くことではない。それでも見応えはある。ラリーほど称賛されるアスリートはそう多くないからだ。

多くの人が彼のパワーを称賛する。捕手としての素晴らしさを称える人もいる。また『ビッグ・ダンパー』というあだ名に笑みをこぼす者もいる。

その理由が何であれ、また新たな偉業を成し遂げたことを考えればラリーが称賛されることに疑問を抱く人はいないだろう。

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原文:Mariners' Cal Raleigh joins Ruth, Maris, Judge in MLB playoff home run history
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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Billy Heyen

Billy Heyen is a freelance writer with The Sporting News. He is a 2019 graduate of Syracuse University who has written about many sports and fantasy sports for The Sporting News. Sports reporting work has also appeared in a number of newspapers, including the Sandusky Register and Rochester Democrat & Chronicle

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。