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シリーズ生き残りをかけたフィリーズの第3戦の投手プランは?

石山修二 Shuji Ishiyama

Toran Flores

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フィラデルフィア・フィリーズはホームフィールドアドバンテージを手にしながら、ナ・リーグのディビジョンシリーズでロサンゼルス・ドジャースを相手に連敗を喫した。

第2戦では、8回、9回と終盤に追い上げを見せたものの、あと1点及ばずにフィリーズは4-3で敗れた。

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王手をかけられたフィリーズは、敵地ドジャー・スタジアムでエリミネーション・ゲームに臨む。その第3戦、フィリーズは生き残りを賭けて必要な手は全て打つつもりだ。

スポーツニュースサイト『The Athletics』のマット・ゲルブ氏は現地8日(水)に行われる第3戦に向けたフィリーズのプランを明かした。

すでにフィリーズの先発投手はアーロン・ノラとされているが、必要となれば、通常は先発ローテーションの一角である左腕のレンジャー・スアレスをリリーフに投入するという。

スアレスは9月27日、ミネソタ・ツインズ戦で打球が太ももを直撃したために途中降板して以来マウンドに立っていない。だが、もはや負けは許されないフィリーズにとって必要であれば彼も起用されるとみられている。

だが、フィリーズに今必要なのは、ブルペン以上に打線の奮起だろう。リーグMVP 候補のカイル・シュワーバーは、レギュラーシーズン終了以来、ヒットがない状態が続いている。また、シュワーバーの前後を打つ首位打者のトレイ・ターナー(打率 .143)とブライス・ハーパー(打率 .143)もチームを勢い付けられずにいる。

投手陣の好投ももちろんだが、ドジャースの第3戦の先発予定とされている山本由伸を相手にフィリーズ打線が本来の爆発力を発揮できるか、シリーズ生き残りへ向けたフィリーズの戦いが注目される。

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原文:Phillies make surprising pitching plan for Game 3 of NLDS
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Toran Flores

Toran Flores is a freelance writer with The Sporting News. Growing up as a huge sports fan, Toran decided to pursue writing in the field he loves most. With a BA in Journalism from the University of Wyoming, he has previously written for FanSided and Athlon Sports.