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ブレーブスのロナルド・アクーニャJrの地元開催オールスターでのホームランダービー出場が発表に

石山修二 Shuji Ishiyama

Aaliyan Mohammed

ブレーブスのロナルド・アクーニャJrの地元開催オールスターでのホームランダービー出場が発表に image

アトランタ・ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.が好調だ。その活躍ぶりはMVP候補にふさわしいほどで、ブレーブスの今後の巻き返しは彼に大きくかかっている。

怪我からの復帰後、アクーニャは打率.385、出塁率.496、長打率.692の成績を残している。出場試合は29試合ながら既に9本のホームランを放ち、オールスターゲームの投票でも外野手部門で4位にランクインしている。そのアクーニャがホームランダービーに出場することで、オールスターウィークエンドに参加することが発表された。

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アクーニャは、今年のホームランダービー出場が決定した最初の選手となった。自身3度目の出場となるが、過去2回(2019年、2022年)はいずれもピート・アロンソ(NYメッツ)の前に敗れている。しかしながら、今年地元のスーパースターが本拠地で最初のホームランダービー優勝を狙うというのはふさわしいストーリーと言えるだろう。

「自分がロナルド・アクーニャJr.でいられるのは彼ら(ブレーブス・ファン)のおかげだからね」とアクーニャは『CBSスポーツ』の取材で語っている。

彼の打席でのパワーには疑いの余地はない。2023年のナショナル・リーグMVPは、今季の9本を含めキャリア通算174本のホームランを放っている。アクーニャは4度のオールスター選出経験があり、今年5度目の選出の可能性もある。

アクーニャがMVPを獲得した時には73個の盗塁も記録していた。すでに2度の前十字靭帯断裂を経験した今、ベースランニングについてはより慎重になっているが、それでもアクーニャがチームに与えるインパクトは大きなものがある。

ブレーブスがここからポストシーズンを狙うには厳しい戦いを強いられるが、もしアクーニャがこのままの好調を維持すれば、チャンスはあるだろう。

原文:Braves' Ronald Acuña Jr. makes official decision on Home Run Derby
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Aaliyan Mohammed

Aaliyan Mohammed is a sports journalist who graduated from Mississippi State University. He covered MLB prospects for MLB.com. He has also spent time covering the Green Bay Packers as well as college sports in the SEC. His work features interviews with Gilbert Brown, Andre Rison, Mike Leach and multiple MLB executives.