MLBの連続試合出場記録TOP10は?|ブレーブスのマット・オルソンが746試合連続出場を達成して史上12位に

Billy Heyen

石山修二 Shuji Ishiyama

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マット・オルソンは頼りになる存在だ。

アトランタ・ブレーブスの一塁手は文字通り1日も休むことのない、信頼のおける選手だ。

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現地19日(火)の夜、オルソンは通算746試合連続出場を達成した。

(マット・オルソンが746試合連続出場を達成👏 これは1961年のエクスパンション以降では5番目の長さになる)

『MLBネットワーク』のサラ・ラングス氏によると、オルソンはピート・ローズと並んでいたタイ記録(745試合)を更新し、MLBの連続出場試合数ランキングで12位に浮上した。

連続出場試合数ランキングのトップ13は以下の通り:

  1. カル・リプケンJr.(オリオールズ): 2632試合
  2. ルー・ゲーリッグ(ヤンキース):2130試合
  3. エベレット・スコット(レッドソックスほか):1307試合
  4. スティーブ・ガービー(ドジャースほか)1207試合
  5. ミゲル・テハダ(アスレティックスほか)1152試合
  6. ビリー・ウィリアムズ(カブスほか):1117試合 
  7. ジョー・シーウェル(インディアンズほか):1103試合 
  8. スタン・ミュージアル(カーディナルスほか):895試合
  9. エディ・ヨスト(セネタースほか):829試合
  10. ガス・サー(パイレーツほか):822試合 
  11. ネリー・フォックス(ホワイトソックスほか):798試合
  12. マット・オルソン(ブレーブスほか):746試合
  13. ピート・ローズ(レッズほか):745試合

『MLB』 の公式SNSによれば、オルソンの連続出場記録は1961年のエクスパンション以降では5番目の長さとなっている。

もちろん、オルソンは毎日プレイしているだけでなく、結果も残してきた。

彼は、メジャーにおいて屈指のパワーの持ち主であり、一塁ではスムーズな守備を見せる。

来シーズンもこの記録を継続できれば、2026年のシーズン終了時点では歴代8位まで記録を伸ばすことになる。

仮にそこまでいけなかったとしても、既に素晴らしい記録であることは間違いない。シーズン全試合に出場する選手もごくわずかであり、ましてやこれだけの連続出場を続ける選手は稀有な存在だ。

現代のスポーツ科学では、休養日を設けることはよしとされている。

だがオルソンはそうしない。彼は毎日プレーする。文字通り毎日だ。

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原文:Braves' Matt Olson passes Pete Rose on incredible MLB record list
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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Billy Heyen

Billy Heyen is a freelance writer with The Sporting News. He is a 2019 graduate of Syracuse University who has written about many sports and fantasy sports for The Sporting News. Sports reporting work has also appeared in a number of newspapers, including the Sandusky Register and Rochester Democrat & Chronicle

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。