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ヤンキースのアーロン・ジャッジがブーン監督のコメントを疑問視

Billy Heyen

石山修二 Shuji Ishiyama

ヤンキースのアーロン・ジャッジがブーン監督のコメントを疑問視 image

アーロン・ジャッジにとっては、喜ばしいコメントではなかった。

現地19日(火)のヤンキースの試合前、アーロン・ブーン監督がジャッジの右肘についてコメントし、ジャッジはそのコメントについて質問を受けた。

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ブーン監督はジャッジの状態について以下のように語っていた。

「我々は彼が苦もなく、怪我することなくプレイできるように努めている。今年中に彼が普通に投げられる状態まで戻ることはないと考えているが、それはそれでいい。少なくとも今は、彼が試合に出られて、怪我なく力を発揮できる状態にすることだ」

だが、ジャッジは負傷した肘が今年は正常な状態に戻らないというブーン監督のコメントを快くは思わなかった。

そしてジャッジは記者団に次のように語った

「彼はこの2週間、私が投げる様子を見ていない。自分は元の状態に戻れる自信がある」

ブーン監督がなぜそのような発言をしたのかという質問には、ジャッジは「分からない」とだけ答えた。

ジャッジは現地8月5日に復帰して以来、11試合すべてでDHで出場している。その間の成績は打率 .229、2本塁打、6打点となっている。

ジャッジがDHを務める間、ヤンキースはジャンカルロ・スタントンがライトに入っている。だが、スタントンの機動力が限られていること、そしてスタントン自身もシーズン序盤に肘の故障で戦線離脱していたことを考えると、この起用もチームにとって理想的な状況とは言えない。

しかし最も理想的ではないのは、ジャッジとブーン監督の意見が一致していないように見えることだ。ヤンキースの監督とすれば、チームで最高の選手を下手な形で刺激しないよう注意すべきだろう。

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原文:Yankees’ Aaron Judge questions manager Aaron Boone in injury disagreement
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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Billy Heyen

Billy Heyen is a freelance writer with The Sporting News. He is a 2019 graduate of Syracuse University who has written about many sports and fantasy sports for The Sporting News. Sports reporting work has also appeared in a number of newspapers, including the Sandusky Register and Rochester Democrat & Chronicle

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。