レアル・マドリードは今夏、ルカ・モドリッチとともにクラブの功労者のひとり、ルーカス・バスケスの退団を決断した。
クラブの下部組織で育ったバスケスは、2010年にBチームでプロキャリアをスタート。エスパニョールへの1年間のレンタルを経て、2015年にトップチームへ昇格した。それ以来約10年にわたりレアルに尽くし、ラ・リーガ4度、チャンピオンズリーグ5度を含む通算20のタイトル獲得に貢献した。
レアルでの通算成績は402試合出場、38得点73アシスト。万能なウイング兼サイドバックとして長年チームを支えてきた。
新天地はブンデスリーガ
34歳となったバスケスの次なる舞台はドイツ。ブンデスリーガの強豪バイヤー・レバークーゼンと契約する見込みだと報じられている。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、バスケスはすでにレバークーゼンと合意に達しており、まもなく2年契約にサインする予定だという。さらに『Sky Sports』のマーロン・イルルバッハー記者は、同選手が本日デュッセルドルフ空港に到着した様子を映像で公開した。
➡️Eine #RealMadrid-Legende für #B04 und die #Bundesliga👑Hier kommt Neuzugang Lucas #Vazquez am Düsseldorfer Flughafen an! Der zuletzt vereinslose Spanier unterschreibt für 2 Jahre bei der #Werkself 🇪🇸 @SkySportDE pic.twitter.com/Wu6nQ4xW1X
— Marlon Irlbacher (@Sky_Marlon89) August 26, 2025
レアル退団後、バスケスにはフェネルバフチェ（トルコ）、サウジプロリーグ、プレミアリーグやセリエAの複数クラブから関心が寄せられた。また古巣エスパニョールも復帰を望んでいたが、本人は「レアルへの敬意」からスペイン国内でのプレーを避けたと伝えられている。
エリック・テン・ハグ新監督のもと、経験豊富なバスケスがどのようにレバークーゼンの戦力に組み込まれるのか、大きな注目が集まる。
原文：Real Madrid veteran set to join Bundesliga giants
翻訳：小山亮（スポーティングニュース日本版）
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