今夏、レアル・マドリードは長年チームを支えた主力2人を失った。ルカ・モドリッチがACミランへ移籍し、ルーカス・バスケスの退団も決定している。
その中で新指揮官であるシャビ・アロンソ監督は、新たなキャプテン陣の選定に迫られた。クラブの伝統として、在籍年数が長い選手にキャプテンマークを託すという方針があり、今季は4人の選手がキャプテングループに選ばれている。
新キャプテンに任命されたのは、下部組織出身で2013年からトップチームに在籍するDFダニ・カルバハルだ。モドリッチとバスケスの退団により、現在のチームで最も長く在籍する選手となっている。
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そのカルバハルに次ぐ副キャプテンには、2018年にトップチームデビューを果たしたMFフェデリコ・バルベルデが就任した。ウルグアイ代表MFは昨シーズン10のゴール関与を記録し、攻守にわたってチームの中心的存在となっている。
第三のキャプテンは、同じく2018年に加入した守護神ティボー・クルトワである。豊富な経験と強いリーダーシップで知られるクルトワは、ピッチ内外で存在感を発揮しており、最近クラブとの契約延長にも合意した。
そして4人目に指名されたのは、ブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールだ。彼も2018年加入組の一人で、素晴らしいゴールスコアラーとしての能力を示してきた。現時点でクラブとの契約延長交渉は難航しておりビニシウスの将来は不透明だが、彼がチームに残る選択をした場合はキャプテンマークを巻く機会も増えるだろう。
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本文:Real Madrid make captaincy decision after Modrić and Vázquez exits
翻訳:小山亮(スポーティングニュース日本版)
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