グリーリッシュ、シティ退団とエバートンでの復活について語る

小鷹理人 Masato Odaka

Dorothy Howard

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ジャック・グリーリッシュはマンチェスター・シティでペップ・グアルディオラ監督の下で序列を落とし、2025-2026シーズンはローン移籍でエバートンに加入することになった。

プレミアリーグでエバートンの一員として5試合に出場し、グリーリッシュは本来の調子を取り戻し、4アシストを記録している。

スカイスポーツのインタビューで、このイングランド代表はシティからエバートンへ移籍した経緯について語った。

グリーリッシュはエバートン移籍について何を語ったのか?

グリーリッシュはエバートン加入への強い思いを示し、批判に対して「エバートンはビッグクラブだ」と反論した。

彼はこう語った。

「自分は愛されていると感じるときが一番いいプレーができる。ピッチ外ではけっこう繊細なんだ。だから、もう一度愛を感じられる場所に行きたかった。笑顔でプレーしたいと自然に思えるように目覚めたいと思ったんだ。

「もちろん、人々は自分に対して先入観を持っている。でも、自分が一番好きなのはサッカーをすることなんだ。トレーニングでもそう。とにかくサッカーをするのが大好きなんだ」

「『彼は遊び好きだ、パーティー好きだ』って言う人もいる。確かにそうだよ。自分の人生を楽しみたいし、好きなように生きたいと思っている。でも、それには時と場所があるんだ」

「正直に言うと、自分が正しいタイミングを選ばなかったこともある。例えばシティでは、自分で自分を難しくしてしまったこともあった。でも、それがすべての原因じゃないと思っている」

エバートンのモイーズ監督について語る

また、エバートンで調子を取り戻せている要因として、デイビッド・モイーズ監督の存在を挙げた。

「今の自分があるのは彼のおかげだ。自分がプレーを楽しめるような舞台を与えてくれている」

「傲慢に聞こえるかもしれないけど、自分は監督から『お前はフットボーラーなんだから、自分のやりたいようにやれ』と言われるのが好きなんだ」

「自分としては、『ボールを持ったら、ジャック、自由にやれ』って言ってもらう方がいい」

「もちろん、ボールを持っていないときにやるべき役割や仕事はあるけど、彼は『ボールを持ったときは好きにやっていい』と言ってくれるんだ」

グリーリッシュは今季のエバートンに欠かせない存在となっており、アシスト数、被ファウル数、ボールキャリー数でリーグトップに立っている。

原文:Jack Grealish opens up on Man City exit and Everton revival
翻訳:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)

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小鷹理人 Masato Odaka

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。南アフリカW杯を機にサッカーに魅了され、欧州サッカーを中心に幅広く観戦。大学・大学院でスポーツマネジメントを専攻し、理論と実践の両面からスポーツを追求。フットサル部では全国大会出場経験あり。趣味はスポーツ観戦でサッカー、格闘技、MLBなど幅広く観戦。NBAは現在勉強中。

Dorothy Howard

Dorothy Howard is a freelance soccer writer for The Sporting News. Dorothy loves all things sports, especially soccer. She is unfortunately a hardcore Manchester United fan, but loves the USWNT. Since starting her career, she has published work for multiple sports sites, and is a trusted name in sports reporting.