元イングランド代表指揮官のガレス・サウスゲート氏は、マンチェスター・ユナイテッドの監督に就任する可能性がある。
サウスゲート氏は現役引退後の休養を取ることなく、リバーサイドでミドルズブラの監督に就任した。
プレミアリーグからの降格を経験した後、イングランドU21代表を率いた。そしてサム・アラダイスが短期間で退任したのち、イングランド代表監督に抜擢された。
サウスゲート元監督が率いたイングランド代表は、2018年のワールドカップで予想を覆してベスト4入りを果たした。当時マンチェスター・ユナイテッドの監督就任も取り沙汰されたが、結局サウスゲートは「スリーライオンズ」に残った。
その後、イングランドを2度ユーロで決勝に導いた。ユーロ2020ではイタリアにPK戦で敗れ、2024年の決勝ではスペインに敗れた。その後、代表監督を辞任した。
サウスゲートはユナイテッドの監督にふさわしいのか?
プレミアリーグでブレントフォードに3-1で敗れたことで、アモリム監督のユナイテッドでの時間は限られているかもしれない。前節、チェルシーに勝利しシーズンの転機となるかに見えたが、ユナイテッドは再び連勝を逃してしまった。
talkSPORTによれば、「アモリム監督を解任する場合、サウスゲートがユナイテッドの選択肢の一人だ」という。
サウスゲートは2009年以来クラブチームを率いていないが、イングランド代表でユナイテッドの多くの選手を指導してきた。
ハリー・マグワイア、ルーク・ショー、メイソン・マウントはいずれも彼の下で中心的な役割を担った。さらにユナイテッドで構想外となっているコビー・メイヌーも、ユーロ2024の決勝進出の原動力となっていた。
また、バルセロナが完全移籍で獲得しない場合、マーカス・ラッシュフォードを再びチームに組み込むこともできるかもしれない。
なお、ウェストハムを解任されたばかりのグラハム・ポッターもオールド・トラフォード行きが噂されている。しかし、ロンドン東部やチェルシーでの失敗により、彼の評価は低下している。
原文:Sir Gareth Southgate is also a contender to replace Ruben Amorim
翻訳:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)
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