「プレミアリーグ史上最高のコンビの一つ」ソン・フンミン退団にケインが心からの賛辞を送る

Rwittika Chakraborty

小山亮 Akira Koyama

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トッテナム・ホットスパーのレジェンド、ソン・フンミンが今夏、プレミアリーグの舞台を離れ、メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルスFCに移籍した。

2015年にレバークーゼンからトッテナムに加入したソンは、クラブで10年間にわたりプレー。通算454試合に出場し、173ゴール101アシストという圧巻の成績を残した。クラブで唯一のタイトルは、昨季のヨーロッパリーグ制覇である。

今週、ソンは推定2,650万ドル(約40億円)の2年契約でロサンゼルスFCへの加入が発表され、トッテナムでの輝かしいキャリアに幕を下ろした。

この移籍に際し、かつてのチームメートであり、トッテナムのレジェンドでもあるハリー・ケインが、ソンに対して敬意を表している。

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ケインが語るソン・フンミンへの想いとは?

ケインは2009年にトッテナムでプロキャリアをスタートし、2023年まで在籍。435試合で280ゴール63アシストを記録し、クラブ歴代最多得点者としてその名を刻んだ。現在はバイエルン・ミュンヘンに所属しており、直近のトッテナムとのプレシーズンマッチでは古巣相手にゴールも決めている。

ケインとソンは、トッテナムで実に8年間にわたりコンビを組み、数々の名場面を演出した。彼らは298試合で同時出場し、互いに得点とアシストで絡んだゴールは「58」に及ぶ。

そんな盟友の退団を受け、ケインは記者団に対して次のように語っている。

「まず彼にトッテナムでのキャリアを祝福したい。本当に素晴らしい人間であり、良き友人でもある。彼の謙虚な人柄や、周囲への気遣いにはいつも感心させられていたよ」

「選手としても、僕たちはプレミアリーグ史上最高のコンビの一つだったと思う。お互いに自然と理解し合える、そんな特別なつながりがあったんだ」

トッテナム史に残るケイン&ソンの黄金期。その輝かしい瞬間は、クラブの伝説として長く語り継がれていくだろう。

原文:Harry Kane hails 'best partnerships in Premier League history' as Son Heung-min makes Tottenham exit
翻訳:小山亮(スポーティングニュース日本版)

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Rwittika Chakraborty

Rwittika Chakraborty is a content producer for The Sporting News. Based in India, she holds a Bachelor's degree in Journalism and Mass Communication from SRM Institute of Science and Technology.

小山亮 Akira Koyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。都内の大学に在学中。15年間にわたりサッカーに打ち込んできたが、プロの試合観戦や分析も趣味。幼少期からJリーグや欧州サッカーを追いかけ、現在は年間20試合以上をスタジアムで観戦している。大学のサークルでは監督を務め、全国2位を経験した。