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【セリエA】移籍注目のストライカーにOBが警鐘 「ユベントスを去るときは…」

坂東実藍 Miran Bando

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イタリア最大の名門を飛び出すべきなのか。

ユベントスのドゥシャン・ヴラホビッチは、この夏の去就が注目されている。有力視されているのは退団・移籍だ。しかし、OBは「後悔」するかもしれないと警鐘を鳴らした。

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契約が残り1年となるヴラホビッチにとって、今夏はキャリアの大きな分岐点となるかもしれない。年俸が高額とあり、クラブは契約を延長するには大幅な減額を求めているところ。だが進展はなく、移籍金を得るために今夏の売却に向かっているとされる。

シーズン途中に就任し、契約を延長したイゴール・トゥドール監督は、ヴラホビッチを高く評価している。だが、就任直後こそ先発起用したが、その後は選手のケガもあって序列が変更。クラブワールドカップ初戦でも、パリ・サンジェルマンからレンタル中のランダル・コロ・ムアニが先発出場した。

だが、かつてユベントスでセリエA優勝を経験し、プレミアリーグでもプレーした元スペイン代表のフェルナンド・ジョレンテは、『Gazzetta dello Sport』紙で「ユベントスを去るときはほぼ常に後悔するものだ」と話している。

「個人的な選択だけど、レアル・マドリーやそのレベルのトップクラブからのオファーがない限り、自分なら変える前によく考えるね。優先すべきは幸せであることだ。クラブW杯はヴラホビッチにとって素晴らしい機会となる。すべての人の目が向くんだ。ゴールはFWの物語を変えられるんだよ」

クラブW杯初戦で5-0と快勝し、上々のスタートを切ったユヴェントスで、ヴラホビッチは存在感を出していけるか。

坂東実藍 Miran Bando

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。