名将が古巣に加入する「天才的頭脳」を称賛した。
2024-2025シーズンのセリエAで優勝したナポリは、マンチェスター・シティを退団したケビン・デ・ブライネを獲得した。ワールドクラスの加入は、イタリア王者を喜ばせている。
かつてナポリで指揮をとり、プレミアリーグにも精通するラファエル・ベニテスは、デ・ブライネの存在がナポリをさらに強くさせるとの見解を示した。
ベニテスは、『Gazzetta dello Sport』紙で「すでにあれだけ強いチームにデ・ブライネを入れるなら、勝者の魂を保つために、賢明にできる限りをしているのは極めて明白だ」と話している。
さらに、ベニテスはデ・ブライネを「突出したタレント」と評し、「34歳という年齢をものともしない天才的な頭脳だ」と称賛した。
「規格外と評される選手は、あの年齢になると、タイミングを分かっている。疲労を管理でき、だが決してスプリントも忘れない。デ・ブライネは活発でエレガント、洗練されたインテリジェンスだ。それらすべては、タレントに事欠かないナポリのようなチームも輝かせる」
ナポリはスコット・マクトミネイやロメル・ルカクなど、プレミアリーグのクラブから獲得した選手が活躍し、1年での王座奪還に成功した。連覇と欧州チャンピオンズリーグでの躍進を目指す新シーズン、デ・ブライネを加えたアントニオ・コンテ監督のチームはさらに飛躍できるか。