日本代表GK鈴木彩艶が所属するパルマが、新監督人事で世間を驚かせるかもしれない。
『Gazzetta dello Sport』紙などによると、パルマはアーセナルでミケル・アルテタ監督のアシスタントコーチを務めるカルロス・クエスタの招へいに向かっているという。
クエスタはかつてユベントスのU-17を経験している29歳。同紙によれば、1リーグ制のセリエAでは史上最年少の指揮官になるとのことだ。
2024-2025シーズンのパルマは、昇格を達成したファビオ・ペッキア体制でセリエA復帰初年度に臨んだが、シーズン途中で同監督を解任。インテルのユースで指揮をとった経験を持つクリスティアン・キヴを招へいし、セリエA残留を果たした。
当初は指揮官を続投させる予定だったパルマだが、シモーネ・インザーギが退任したインテルにキヴを引き抜かれた。そのため、新監督を探しているところだ。
地元メディアは、パルマ新監督候補として、ダニエレ・デ・ロッシ、ラッファエレ・パッラディーノ、アンドレア・ピルロ、マルク・ファン・ボメルといった名前をあげていた。
それだけに、イタリアでは知られた存在ではないクエスタの就任報道は、サポーターらを驚かせている。