ハーランド、メッシとロナウドについて率直な見解を示し、記録について語る

小鷹理人 Masato Odaka

Ajay Gandhar

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6月の暖かい夜、クラブワールドカップでアーリング・ハーランドはキャリア通算300ゴールという大台に到達した。

この記録の背景には驚くべき数字がある。マンチェスター・シティのストライカーであるハーランドは、わずか370試合でこの記録に到達。これは、リオネル・メッシの418試合、クリスティアーノ・ロナウドの554試合よりもはるかに早い達成だった。

しかし、この記録について浮かれることなく、ハーランドはメッシとロナウドの記録は「到達不可能」だと語っている。

「今、自分が世界最高の選手か? いや、その一人ではあるけどね。誰も(メッシとロナウドの)記録は破れないよ。僕でも無理だ」とハーランドは語った(SportInforma経由)。

現在25歳のハーランドは、これまでにシティで146試合124ゴールを記録。その決定力は世界を驚かせているが、本人はメッシとロナウドの築いた偉業は揺るがないと考えている。

実際、数字がそれを裏付けている。メッシは1115試合で874ゴール・388アシスト、ロナウドは1281試合で938ゴール・257アシストという驚異的なスタッツを誇る。

また、ペナルティエリア内での「簡単なゴール」しか決めていないという批判についても、ハーランドははっきりと答えている。

「サッカーで一番難しいことは何だと思う? もし“ゴール前での押し込み専門”って言われてるなら、それってたくさんゴールを決めてるってことだよね?」とハーランドは語る。

Erling Haaland

「それが僕の答えさ。そう呼ばれるのは気に入ってるし、大好きだよ。つまり、それは他の多くの人にはできないことを、ちゃんとやれてるってことだからね」

シティは日本時間8月17日、アウェーでのウルヴズ戦でプレミアリーグの新シーズンをスタートさせる予定で、再びハーランドの一挙手一投足に注目が集まる。

原文:Erling Haaland gives blunt admission on Messi and Ronaldo as he shuts down record talk
翻訳:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)

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小鷹理人 Masato Odaka

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。南アフリカW杯を機にサッカーに魅了され、欧州サッカーを中心に幅広く観戦。大学・大学院でスポーツマネジメントを専攻し、理論と実践の両面からスポーツを追求。フットサル部では全国大会出場経験あり。趣味はスポーツ観戦でサッカー、格闘技、MLBなど幅広く観戦。NBAは現在勉強中。

Ajay Gandhar

Ajay Gandhar is a content producer for The Sporting News, working across our English-language editions.