新加入ヴィルツ、リバプールで伝統の背番号”7”を継承へ

小山亮 Akira Koyama

Ziyad Jamal

新加入ヴィルツ、リバプールで伝統の背番号”7”を継承へ image

Getty

今夏、リバプール史上最高額となる1億1600万ポンド(約230億円)で加入したドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツが、新シーズンから背番号7を背負うことが正式に発表された。

これはクラブの2025-26シーズン新ユニフォームの発売と同時に明らかになったものである。

プレシーズンでは58番を着用していたヴィルツだが、新たに伝統ある番号を継承することになる。ヴィルツが受け継ぐ背番号7は、今夏ルイス・ディアスがバイエルンへ移籍したことにより空き番となっていた。

リバプールの7番を背負った名選手たち

リバプールの7番といえば、ケニー・ダルグリッシュがまず思い浮かぶ。同選手は在籍13年間で公式戦通算172得点を記録し、リーグ優勝6回、ヨーロピアンカップ(現チャンピオンズリーグ)制覇3回という輝かしい実績を誇る伝説的なストライカーだ。

また、ルイス・スアレスやケビン・キーガンといった攻撃的なスター選手も同番号を背負ってきた。クラブ最多出場記録(857試合)を持つイアン・キャラハンも、一時期7番を着用している。

そのほか、ジェームズ・ミルナー、ロビー・キーン、ハリー・キューウェル、ヴラディミール・シュミツェル、スティーブ・マクマナマンといった名選手たちもこの番号を受け継いできた。

ヴィルツが今後この特別な背番号にふさわしい活躍を見せられるか、注目が集まる。

リバプールの2025-2026シーズン背番号一覧

  • #1 アリソン
  • #2 ジョー・ゴメス
  • #3 遠藤航
  • #4 フィルジル・ファン・ダイク
  • #5 イブラヒマ・コナテ
  • #6 ミロシュ・ケルケズ
  • #7 フロリアン・ヴィルツ
  • #8 ドミニク・ソボスライ
  • #9 ダルウィン・ヌニェス
  • #10 アレクシス・マクアリスター
  • #11 モハメド・サラー
  • #12 コナー・ブラッドリー
  • #14 フェデリコ・キエーザ
  • #17 カーティス・ジョーンズ
  • #18 コーディ・ガクポ
  • #19 ハーヴェイ・エリオット
  • #21 コスタス・ツィミカス
  • #22 ウーゴ・エキティケ
  • #25 ギオルギ・ママルダシュヴィリ
  • #26 アンドリュー・ロバートソン
  • #28 フレディ・ウッドマン
  • #30 ジェレミー・フリンポン
  • #38 ライアン・フラーフェンブルフ
  • #41 アルミン・ペチ
  • #42 トレイ・ナイオニ
  • #43 ステファン・バイチェティッチ
  • #46 リース・ウィリアムズ
  • #47 カルヴィン・ラムゼイ
  • #50 ベン・ドーク
  • #80 タイラー・モートン

原文:Florian Wirtz confirmed to wear famous shirt number for Liverpool
翻訳:小山亮(スポーティングニュース日本版)

✍️この記事はいかがでしたか? 読後のご意見・ご感想をぜひお聞かせください


関連記事

小山亮 Akira Koyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。都内の大学に在学中。15年間にわたりサッカーに打ち込んできたが、プロの試合観戦や分析も趣味。幼少期からJリーグや欧州サッカーを追いかけ、現在は年間20試合以上をスタジアムで観戦している。大学のサークルでは監督を務め、全国2位を経験した。

Ziyad Jamal

Ziyad Jamal contributes to Sporting News - UK Wires as a freelance writer focusing on all sports. He has written for sites including GiveMeSport, Planet Sport and IBTimes UK. He graduated with a degree in BA (Hons) Football Business and Media at UCFB Wembley in 2021.