8か月ぶりの出場へ マンUのリサンドロ・マルティネスが年内復帰を目指す

小鷹理人 Masato Odaka

Ajay Gandhar

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マンチェスター・ユナイテッドは、アルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスが、重傷の前十字靭帯損傷から8か月のリハビリを経て、年内に待望の復帰を果たす可能性があると「The Sun」が報じている。

マルティネスは昨シーズン(2024-2025シーズン)の2月に行われたクリスタル・パレス戦(0-2で敗戦)の途中で負傷し、それ以来ピッチに立っていない。これまで公式戦33試合を欠場している。

27歳のアルゼンチン代表のDFは、7月下旬から屋外での軽いトレーニングを再開しており、現在もクラブの医療スタッフのもと、キャリントンの練習場で個別メニューを続けている。

報道によると、ユナイテッドはマルティネスを11月のインターナショナルブレイク(代表戦期間)明けにチームへ徐々に復帰させることを目指しているという。

マルティネスはリハビリ期間中もチームとの関係を密に保っており、練習やチームミーティングに顔を出して、ルベン・アモリム監督の体制に積極的に関わり続けている。

Getty Images

マルティネスはユナイテッドにとって極めて重要な存在であり、2022年7月にアヤックスから推定5700万ポンド(約113億円)で加入して以来、公式戦91試合に出場し、3ゴール3アシストを記録している。

彼のアグレッシブな守備のスタイルとボール扱いの上手さは、アモリム監督が採用する3バックの中でも特に際立っており、今季はルーク・ショーが左センターバックとしてその穴を埋めてきた。

マルティネスの復帰は、就任以来守備の選択肢が限られていたアモリム監督にとって、大きな戦力アップとなるだろう。

原文:Eight-month absence could end as Manchester United star targets return
翻訳:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)

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小鷹理人 Masato Odaka

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。南アフリカW杯を機にサッカーに魅了され、欧州サッカーを中心に幅広く観戦。大学・大学院でスポーツマネジメントを専攻し、理論と実践の両面からスポーツを追求。フットサル部では全国大会出場経験あり。趣味はスポーツ観戦でサッカー、格闘技、MLBなど幅広く観戦。NBAは現在勉強中。

Ajay Gandhar

Ajay Gandhar is a content producer for The Sporting News, working across our English-language editions.