チェルシー主力FWがマレスカ監督の采配に不満「攻撃的な姿勢を保つべき」

Rohit George

小山亮 Akira Koyama

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チェルシーのエンツォ・マレスカ監督は、リーグ戦での連敗を受けて戦術面で批判にさらされており、さらに主力選手からも采配に対する不満の声が上がっている。

チームはチャンピオンズリーグ(CL)開幕戦でバイエルン・ミュンヘンに1-3で敗れた後、プレミアリーグでもマンチェスター・ユナイテッド(1-2)とブライトン(1-3)に連敗。苦しい状況が続く中、すぐにCL第2戦が控えており、マレスカ監督は大きなプレッシャーを抱えて試合に臨むことになる。

リーグ戦では2試合連続で退場者を出し、自分たちで試合を難しくしてしまった。マンチェスター・ユナイテッド戦では、GKロベルト・サンチェスが開始早々に退場。マレスカ監督はすぐにFWペドロ・ネトとFWエステバンを交代させ守備的な布陣にシフトしたが、攻撃力が一気に失われ、結果的に勝利を逃す形となった。

今季ここまで公式戦全試合に出場しているFWペドロ・ネトは、CL第2戦を前に「たとえ10人でも攻撃を続け、攻撃的な姿勢を保つべきだ」と主張。

「ニューカッスルは1人少ない状態でもリバプールに得点を挙げたが、我々は10人で3失点してしまった。チームとしてもっと改善が必要だ」と語った。

Pedro Neto Chelsea

チェルシーは9月30日(火)、かつての指揮官ジョゼ・モウリーニョが率いるベンフィカをホームに迎える。直近の試合から得た教訓を生かし、悪い流れを断ち切るためにも勝利が必須だ。

原文:Chelsea star takes a dig at Enzo Maresca's recent tactics
翻訳・編集:小山亮(スポーティングニュース日本版)

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Rohit George

Rohit George is a content producer for The Sporting News' English-language editions, based in India.

小山亮 Akira Koyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。都内の大学に在学中。15年間にわたりサッカーに打ち込んできたが、プロの試合観戦や分析も趣味。幼少期からJリーグや欧州サッカーを追いかけ、現在は年間20試合以上をスタジアムで観戦している。大学のサークルでは監督を務め、全国2位を経験した。