エミネムが感謝祭のゲームでのハーフタイムショーを忘れられないものにするべく、デトロイト・ライオンズと契約を結んだ。
現地11月13日(木)にX(旧Twitter)に投稿された声明の中で、ライオンズはスリム・シェイディ(エミネム)と長年彼のマネージャーを務めるポール・ローゼンバーグとのパートナーシップを明らかにした。両者は2027年まで感謝祭でのライオンズのハーフタイムショーに関するコンサルティングを行う。
ライオンズが毎年行う感謝祭のゲームでのハーフタイムショーは好評を集めている。2024年にはカントリーミュージックのスター、シャブージーがフォード・フィールドでパフォーマンスを行った。
ロッド・ウッド球団社長兼CEOは声明の中で「マーシャルとポールは音楽業界で最も実績があり尊敬されている人物で、言うまでもなく長年のライオンズファンだ。そんな2人と協力できることを嬉しく思う」と述べた。
ローゼンバーグは「フォード・フィールドのファンと全国で視聴する数千万人のために、ワールドクラスのアーティストを起用した忘れられないショーを創り上げることを楽しみにしている」と付け加えた。
ライオンズは2025年のハーフタイムショーの出演者をまだ明らかにしていない。
過去には、2023年にジャック・ハーロウ、2015年と2021年にビッグ・ショーン、2017年にジェイソン・デルーロ、2010年と2012年のキッド・ロック、2005年のマライア・キャリーといったアーティストがパフォーマンスを行っている。
Eminem and Paul Rosenberg to serve as executive producers of Detroit Lions Thanksgiving Halftime Show powered by @verizon.
— Detroit Lions (@Lions) November 13, 2025
ライオンズとエミネムの契約にファンも歓喜
ライオンズが感謝祭のハーフタイムショーに向けてエミネムと契約したと言う発表に、ファンは大喜びのようだ。
「神様ありがとう。デトロイトの音楽文化がどんなものか見せてくれ」
「自分たちのハーフタイムショーも手に入れた。ライオンズはここから勝ち始めるぞ」
「ローゼンバーグが加わることで信頼性も大幅に向上する。この二人をバックに、デトロイトのサウンドとエネルギーを忠実に再現したショーが期待できる」
「これは伝説だ」
エミネムがこの役割に最適な人物であることは疑いようがない。
彼はデトロイトで育ち、ラップバトルシーンでブレイクした。この街はエミネムの音楽キャリアと人生に深く影響を与え、彼自身も故郷との強い絆について度々語ってきた。
「ここはオレにとって本当に居心地がいい。オレが育った場所だ。10代のほとんどをここで過ごした。今でもあの当時を過ごした場所からそう遠くないところに住んでいる」と、ラッパーは2009年に 地元紙「デトロイト・メトロ・タイムズ」 紙に語っている。
「いつでも好きな時に、あの頃過ごした街を訪れることができる…すると思い出がよみがえるんだ。デトロイトにはたくさんの思い出がある」
原文:Eminem to play key role in Detroit Lions Thanksgiving Day halftime show
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版)
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