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ラプターズが社長任命せずボビー・ウェブスターGMと契約延長 「情熱と優勝の目標は変わらず」

坂東実藍 Miran Bando

ラプターズが社長任命せずボビー・ウェブスターGMと契約延長 「情熱と優勝の目標は変わらず」 image

Toronto Raptors,com

トロント・ラプターズは8月19日(現地18日)、ボビー・ウェブスターGMとの契約を延長すると発表した。今後、ウェブスターはMLSEのサポートでGMとしてチームを引き続きけん引する。MLSE社長兼CEOのキース・ペリーが同日発表した。今回、ラプターズ社長は任命されない。

ペリーは声明で「今夏の包括的プロセスと、外部候補者との面談の末に、我々にはすでに内部にラプターズを率いていく上で適切な人物がいるとの決断に至りました。ロスター構築、チーム文化、競争環境を含む多くを考慮して検討したところ、正式にボビーにチームを委ね、彼のプランを発展させられるように時間を与えてサポートすることが、完ぺきに理にかなっていたのです」と話した。

「ラスベガスでこの夏を一緒に過ごしてから、ボビーのリーダーシップスタイルや、選手・スタッフとの関係、リーグ全体における同僚からの評判、そして特に重要なことにラプターズに対する彼のビジョンに、とても感銘を受けました。これからこのチームは彼が率います。みんなが今後を楽しみにしています」

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40歳のウェブスターはラプターズで13シーズン目。GMになってからは9シーズン目だ。NBAでは21シーズン目の仕事ととなる。2019年にラプターズが優勝した際の立役者のひとりで、チーム全体のロスター構築、組織体制、日々のバスケットボール運営を率いた。2017年6月にGMに任命されるまでは、運営部のマネジメント・戦略バイスプレジデントとアシスタントGMを務めていた。

ウェブスターは「この機会を与えてくれたキースや経営陣、オーナーシップに感謝しています。家となった国や街、チームのために大好きな仕事を続けるチャンスです」と述べている。

「リーダーとしての私の支柱は、自分にとって重要なバスケットボールへの深い愛情、思いやりをもって人々を力づけるリーダーシップ、そして激しい競争心です。毎日、それをお見せしていきます。ラプターズにおける新たなチャプターですが、ひとつ変わらないのは、勝利に対する我々の情熱と、再びトロントに優勝をもたらすという目標です」

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坂東実藍 Miran Bando

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。