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デイミアン・リラードのブレイザーズ復帰にバックスでのチームメイトが反応 「間違っていない」

坂東実藍 Miran Bando

Caleb Gebrewold

デイミアン・リラードのブレイザーズ復帰にバックスでのチームメイトが反応 「間違っていない」 image

デイミアン・リラードはNBA入りして最初の11シーズンをポートランド・トレイルブレイザーズで過ごした。2シーズン前にミルウォーキー・バックスへ移籍したが、アキレス腱断裂という重傷を負って迎えた今オフシーズン、バックスからウェイブ(保有権放棄)されている。

優勝を競うチームに加入し、負傷からの復帰を目指す機会もあったが、リラードが選んだのは優勝リングを目指すことよりも、古巣への復帰だった。ブレイザーズの球団最多得点記録を持つリラードは、3年4200万ドル(約62億5800万円/1ドル=149円換算)の契約を結ぶという。2027-2028シーズンのプレイヤーオプションやトレード拒否条項が含まれるとのことだ。

バックスでチームメイトだったパトリック・ベバリーは、リラードのブレイザーズ復帰に反応した。

7月18日(現地17日)、ベバリーは「デイムがポートランドに戻るのは間違っていない」と投稿している。

「リングを追い求めるなんて×××で、愛しているところに戻るんだってね。バスケットボール選手が本当に望むのは、心の平穏と良いバスケができることなんだよ。それがアツいんだよ」

また、ファンからリラードはブレイザーズから移籍したことを後悔していると思うか問われると、ベバリーは「分からないけど、あそこにいた時に彼がまったくケガをしなかったことは知っている」と返した。

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リラードはブレイザーズでオールスターとオールNBAチームにそれぞれ7回選出された。平均25.2得点、4.2リバウンド、6.7アシスト、1.0スティール、0.3ブロック、フィールドゴール成功率43.9%、3ポイントショット成功率37.2%、フリースロー成功率89.5%を記録している。

バックスでも同様の出来で、2シーズン連続でオールスターに選ばれたが、オールNBAチームには選出されていない。個人としての活躍は別に、チームはプレイオフ・ファーストラウンド敗退にとどまった。

アキレス腱断裂からの復帰を目指すリラードは、2025-2026シーズンの大半を欠場、ないし全休すると見られる。

原文:Former teammate reacts to Damian Lillard re-joining Trail Blazers over 'ring chasing'(抄訳)
翻訳:坂東実藍

坂東実藍 Miran Bando

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。

Caleb Gebrewold