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マリナーズのジョージ・カービーがキャリア通算100先発登板でMLB新記録を樹立

Billy Heyen

石山修二 Shuji Ishiyama

マリナーズのジョージ・カービーがキャリア通算100先発登板でMLB新記録を樹立 image

メジャーリーグ(MLB)の歴史を紐解いても、ジョージ・カービーに並ぶものはいない。

シアトル・マリナーズの右腕のように四球を与えなかった投手は、MLBの歴史上にこれまで存在しなかったからだ。

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MLBデビュー以来キャリア通算100試合の先発登板で、カービーが与えた四球の数は77個だった。

これがMLBの新記録となった。『OptaStats』によると、これまで最初の100試合の先発登板で最少の与四球の記録は、カルロス・シルバが記録した『87』だった。

これ自体、想像できないほど低い数だが、カービーがMLBの100年を超える歴史でこの記録を11.5%も更新したことはさらに驚くべきことだ。

27歳のカービーは2019年にイーロン大学からマリナーズに1巡目で指名された。

元々有望な選手だと評価されていたカービーだが、マリナーズでさえもここまでの精度をマウンドで発揮するとは予想していなかっただろう。

現代の野球界で、カービーが成し遂げたことを再現するのは困難なことだ。

この先もカービーがキャリアを通じて正確なピッチングを見せ続け、この記録を保持し続けることになるのか注目される。

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原文:Mariners' George Kirby shatters MLB record with precise first 100 career starts
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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Billy Heyen

Billy Heyen is a freelance writer with The Sporting News. He is a 2019 graduate of Syracuse University who has written about many sports and fantasy sports for The Sporting News. Sports reporting work has also appeared in a number of newspapers, including the Sandusky Register and Rochester Democrat & Chronicle

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。