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トレードデッドラインに向けてドジャースが獲得を狙うと噂される5人のリリーフ投手たち

石山修二 Shuji Ishiyama

Jackson Roberts

トレードデッドラインに向けてドジャースが獲得を狙うと噂される5人のリリーフ投手たち image

ロサンゼルス・ドジャースはここにきて、トレードデッドラインに向けて大きなトレードが必要になってきたように見える。

現地7月4日のアストロズ戦から20日のブルワーズ戦まで12試合で10敗を喫したように、ドジャースは突如としてその勢いを失った。もちろん、依然としてメジャーリーグ(MLB)で最も才能豊かなロスターを擁しているが、今月末までに改善すべき欠点も見えている。

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ドジャースが最も注力すべきはブルペンの強化だ。投手陣全体が怪我に悩まされているが、ブルペンはプレイオフに向けてさらに不安定な状況が予想される。

幸いなことに、トレードデッドライン直前のリリーフ投手市場は活発で、ある関係者によるとドジャースは多くの潜在的なオプションを検討中だという。

『The Athletic』のジム・ボウデン氏は現地21日(月)、ドジャースとの「関連付けられて名前の上がっている」5人のリリーフ投手の名を挙げた。ドジャースにとってはどの投手も獲得できれば終盤戦に向けて影響力のある補強となる可能性がある。

「ドジャースは先発投手がコンディションを取り戻すことを期待しており、実際にもその方向に進んでいるため、トレードデッドラインに向けてはブルペン補強に焦点を当てるようだ」とボウデン氏は書いた。

「ツインズのジョアン・デュランとグリフィン・ジャックス、オリオールズのフェリックス・ボウティスタとグレゴリー・ソト、ナショナルズのカイル・フィネガンがドジャースとの関連で名前を挙げられている。ドジャースは、膝の怪我から回復中の三塁手マックス・マンシーを含む負傷選手たちの穴を埋めるため、ユーティリティプレイヤーの獲得にもオープンな姿勢を示している」

デュランとボウティスタは現在リーグ屈指のクローザーで、両者とも今後複数年のコントロールが可能だ。一方、ソトとフィネガンは来季にはフリーエージェントとなるレンタル選手となる。ジャックスは最も安価だが、打者を苦しめる球種のレパートリーを秘めた投手であり、獲得は難しいかもしれない。

多くの要素を整理する必要があるが、ドジャースが手ぶらのままで終わる可能性は極めて低い。このタイミングで獲得するリリーフ投手のインパクトが大きければ大きいほど、より良い結果につながるだろう。

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原文:Dodgers linked to possible trades for 5 standout relievers by MLB insider
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Jackson Roberts

Jackson Roberts is a former Division III All-Region DH who now writes and talks about sports for a living. A Bay Area native and a graduate of Swarthmore College and the Newhouse School at Syracuse University, Jackson makes his home in North Jersey. He grew up rooting for the Red Sox, Patriots and Warriors, and he recently added the Devils to his sports fandom mosaic.