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ドジャースのクレイトン・カーショウが3000奪三振の偉業達成まであと3つに迫る

石山修二 Shuji Ishiyama

Dana Becker

ドジャースのクレイトン・カーショウが3000奪三振の偉業達成まであと3つに迫る image

37歳のベテラン左腕クレイトン・カーショウが歴史に名を残すまであと三振3つに迫り、ホームのドジャー・スタジアムのファンの目の前でこの偉業を達成する準備が整った。

カーショウは現地26日(木)のコロラド・ロッキーズ戦で6イニングを投げて5奪三振を記録し、18年間のキャリア通算奪三振数は2997個に達した。次の先発登板予定は来週7月2日(水)にドジャー・スタジアムで行われるシカゴ・ホワイトソックス戦となる。

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この試合でカーショウが三振を3つ奪えば、メジャーリーグ史上20人目の通算3000奪三振達成となる。

「あと8つだということは分かっていた」とカーショウは試合後に語った

「いい内容で6回を投げ切れた。残りの三振3つをホームで記録できるチャンスは最高だろう」

現役投手でこの偉業を達成しているのはジャスティン・バーランダー(ジャイアンツ)とマックス・シャーザー(ブルージェイズ)の2人だけで、バーランダーは3468個、シャーザーは3412個を記録している。

関連記事:3000奪三振達成者一覧

これまでに3度のサイ・ヤング賞受賞と10度のオールスターゲーム出場を果たしてきたカーショウは、2008年から2023年にかけては1シーズンを除いて常に20試合以上の先発登板をしてきた。昨年はわずか7試合しか投げることができなかったが、オフシーズンに左膝と足の手術を受けて今年5月中旬に復帰すると、ここまで8試合に先発登板して防御率3.03の好投を続けている。特に6月は6試合に先発して4勝0敗、27.2イニングを超える投球で23奪三振をマークし、防御率は2.28とかつての輝きを取り戻している。

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原文:Clayton Kershaw approaching career strikeout milestone
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Dana Becker

Dana Becker is a freelance writer with The Sporting News. He has been a sports writer since 2000, covering high school sports, the Big 12 and more for On SI, The Fort Dodge Messenger, Mason City Globe-Gazette, Cedar Rapids Gazette and others.