【ダカール・ラリー2026】トヨタ勢全滅でフォードが上位独占 新星ミッチ・ガスリー・ジュニアが初の首位 ステージ3

松永裕司 Matz Matsunaga

【ダカール・ラリー2026】トヨタ勢全滅でフォードが上位独占  新星ミッチ・ガスリー・ジュニアが初の首位 ステージ3 image

ASO

 

2026年世界ラリーレイド選手権(W2RC)初戦ダカール・ラリーは6日、ステージ3が行われ前日、躍進を遂げたTOYOTA GAZOO Racing勢がタイヤトラブルにより大きく後退。代わってフォード・レーシング勢がトップ5を独占。ミッチ・ガスリー・ジュニアがトップカテゴリーで自身初となるステージ初勝利を挙げるとともに、総合首位に躍り出た。

 

▶モータースポーツ関連グッズをAmazonでチェック!

【ダカール・ラリー2026】トヨタ勢大躍進ステージ2を1-2-3-4-5フィニッシュ 総合首位をアルアティアが堅持

【ダカール・ラリー2026】トヨタ勢苦難のスタート 足切断乗り越えたXレイド・ミニのメビウス組がステージ1を制す

【ダカール・ラリー2026】トヨタ新型「DKR GRハイラックス」で王座防衛なるか、5大メーカーの砂漠大戦争へ

 

ステージ3は、ほぼ全域が標高1,000メートル以上の高地。参加者はアルウラ地域の渓谷を東へと抜け、台地を目指した。4時間以上の走行時間を要したこの高速ルートは、曲がりくねった渓谷を抜け、再び西のアルウラへと戻るコースだった。

Stage3

ASO

このステージ、2位にはマルティン・プロコップ(フォード・オーレン・ジポカー)、3位はTGR勢が一矢報いガイ・ボテリル(TGR南アフリカ)、4位にルーカス・モラエス、5位にクリスティーナ・グティエレス(ともにダシア)が名を連ねた。

しかし、総合順位の上位は5台のフォード・ラプターが独占。ガスリーに続いてマルティン・プロコップ、マティアス・エクストローム、カルロス・サインツ、ナニ・ロマとなっている。

ステージ2で好調だったTGR勢は、むしろそれがアダとなった。最長となるステージに向け、ビバークを最初に出発せねばならず、そのため、未走行のルートを最初に通過する車両として、より荒れた危険な路面状況と、さらなるナビゲーションの難しさに直面。

岩だらけの路面では常にパンクの危険があり、TGR3台のクルー全員がその餌食となった。このタイムロスにより、DKR GRハイラックスの3台は総合トップ10圏外へと順位を落とした。現在TGR W2RCの順位はヘンク・ラテガン組が23位、トビー・プライス組が32位、セス・キンテロ組が57位、

7日からは、ハイルへとさらに東へ向かう2日間のマラソンステージがスタート。バック・トゥ・バック(連続)で行われるこのステージは、合計で838kmの競技区間となる。さらに過酷なことに、8日のステージ5終了まで外部からのサポートを受けることは許されず、ドライバーたちはマシンのそばでテント泊が義務付けられている。ワークス体制で挑むトヨタ勢は、果たしてこの窮地を脱することができるのか。

✍️この記事はいかがでしたか? 読後のご意見・ご感想をぜひお聞かせください

 

 

Contributing Writer