本サイトに掲載されているリンクから商品の購入やサービスの契約をされた場合、本サイトが収益を得ることがあります。

【フィギュアスケート】「りくりゅう」三浦璃来・木原龍一組が棄権　五輪代表はどうなる？　全日本フィギュア2025

小座野容斉 Yosei Kozano

•

三浦璃来・木原龍一組のペアSP演技終了後に、左肩に手を当てて涙ぐむ三浦＝時事通信

2025年全日本フィギュアスケート選手権大会第4日の12月21日、現世界王者の「りくりゅう」三浦璃来・木原龍一組（木下グループ）がペアのフリーを棄権した。日本スケート連盟が21日午前、文書で発表した。理由は「三浦璃来選手の左肩負傷のため」としている。

複数の報道では、三浦が昨日12月20日のSP（ショートプログラム）直前練習で左肩を脱臼していた。トレーナーが応急手当をして、SPには出場し、シーズンベストとなる84.91をマークし首位発進していた。しかし、演技終了後、三浦が左肩に手を当て涙ぐむ様子がはっきりとテレビ映像などでも捉えられていた。

「りくりゅう」五輪代表はどうなる？

日本スケート連盟の選考基準に基づき、全日本優勝の選手・組はミラノ・コルティナ五輪代表が自動的に決まる。日本のペア代表は2枠で、優勝者以外は、

が選考基準となる。2025年の世界選手権優勝で、今季のGPファイナル王者でもある三浦璃来・木原龍一組は、2点をクリアしており、今回の棄権にかかわらず、五輪代表は事実上確定している。

12月20日のペアSP、三浦璃来・木原龍一組の演技動画。シーズンベストのハイスコアを出したが、三浦が演技終了後に左肩に手を当てて涙ぐむ様子が映っている。

ペアの五輪代表選出基準は次の通り。次の条件を満たすペアから総合的に判断して選考する。

↓GPファイナルで3年ぶりの優勝を果たした「りくりゅう」ペアのインタビュー↓

✍️この記事はいかがでしたか？読後のご意見・ご感想をぜひお聞かせください