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【フィギュアスケート】男子FSを振り返り! 鍵山優真、佐藤駿らの演技解説と順位一覧|グランプリシリーズ2025第4戦NHK杯

Editorial Team
【フィギュアスケート】男子FSを振り返り! 鍵山優真、佐藤駿らの演技解説と順位一覧|グランプリシリーズ2025第4戦NHK杯 image

Jiji Press

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯が11月7日に開幕。男子ショートプログラム(SP)では鍵山優真と佐藤駿がメダル圏内に。日本勢のエース鍵山優真は今季GPシリーズ初戦。また、中国杯で1位の佐藤はファイナル進出が決まる可能性がある重要な試合。この記事では日本代表の演技やインタビューの様子を徹底解説する。

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優勝は鍵山優真! NHK杯3連覇を達成

SP1位で折り返した鍵山は、FSで2位、総合1位となった。総合2位の佐藤駿とは1.53差。SPの貯金で逃げ切ることができた。

点数に響いたのは、FS2本目の4回転トウループで転倒したことにより、コンビネーションジャンプに繋げることができなかったことだ。後半のジャンプをコンビネーションに変更することでリカバリーをしたが、ノーミスの演技で想定される点数より低くなってしまった。しかし、他のジャンプでミスはなく、スピンやステップではレベル4を獲得。

NHK杯の優勝は3度目の快挙だが、本人としては「悔しさ8割。」とのこと。鍵山の次戦はフィンランド大会。シーズン後半に向けてさらに精度を上げてく。

2位は中国杯優勝の佐藤駿

右足首の骨挫傷を負い今シーズン出遅れを余儀なくされていた佐藤駿だったが、中国杯で金メダルを獲得。今大会でグランプリファイナル(GPF)進出が決まるプレッシャーの中、SP2位につけていた。

FSでは、ノーミスの演技を披露し1位。スピンやステップもレベル3~4の間におさめた。総合点では鍵山にあと少し及ばす2位だったが、今大会の結果によりGPF出場が決定。演技後のインタビューでは「五輪に出ることが目標ではないので、五輪に出てメダルを取ることが最大の目標だと思っている。」とミラノ五輪への思いも語っている。

3位はスイスのルーカス・ブリッチギー

SP5位と、表彰台を目指すには出遅れていたルーカス・ブリッチギーがFS3位の演技を披露し、総合3位と逆転した。4回転はトウループしか組み込んでいないが、スピンでオールレベル4を獲得するなど丁寧に点数を積み重ねた。

GPシリーズ 中国杯 男子順位一覧

最終順位選手名SPFS合計
1鍵山優真(JPN)98.58188.66287.24
2

佐藤駿(JPN)

96.67189.04285.71
3

ルーカス・ブリッチギー(SUI)

83.45163.49246.94
4

金博洋(キン・ハクヨウ)(CHN)

83.92 

155.13239.05

5

チャ・ジュンファン(KOR)

91.60 

138.66230.26

6

アダム・ハガラ(SVK)

72.52

157.48230.00

7

マッテオ・リッツォ(ITA)

76.11

153.49229.60

8

フランソワ・ピトー(FRA)

78.24

151.23229.47

9

アンドリュー・トルガシェフ(USA)75.75136.26212.01

10

ジミー・マー(USA)

69.44

139.12208.56

11

ガブリエレ・フランジパニー(ITA)

64.78

139.86204.64
12垣内 珀琉(JPN)61.59124.81186.40

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