全米オープンテニス男女シングルス歴代優勝者一覧

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2025年のテニスの世界四大大会（グランドスラム）最終戦となる全米オープンテニスが、日本時間8月25日に開幕し、9月8日まで行われる。

ここでは、本大会の歴史、過去の歴代優勝者などについてまとめる。

■全米オープンテニス男子シングルス歴代優勝者一覧

■全米オープンテニス女子シングルス歴代優勝者一覧

■全米オープンテニスの歴史

全米オープンテニスの誕生は1881年、当初は全米選手権として男子シングルス、男子ダブルスの2つのカテゴリーでスタートした。その後、1887年に女子シングルス、1889年に女子ダブルス、1892年にミックスダブルスが加わった。オープン化されて名称が全米オープンになったのは1968年のこと。その後、1978年からはUSTAナショナル・テニス・センターで開催されるようになった。

1970年、全米オープンがグランドスラム大会で初めてタイブレークを採用したほか、1973年にはビリー・ジーン・キングの訴えを受けて、全米オープンがグランドスラム大会で初めて男女の賞金額を同額とした。

また、2006年にはグランドスラム大会で初めて「ホークアイ」を使ったチャレンジシステムを導入するなど、全米オープンはテニスの歴史に名を刻む革新的な取り組みを行なってきた大会としても知られる。

■全米オープンテニスを最も多く制したのは？

男子シングルスでは、第1回大会から7連覇を達成したリチャード・シアーズはじめ、ビル・チルデン、ウィリアム・ラーンド、（いずれもアメリカ）の3人が優勝回数7回で最多記録を保持している。次いでロジャー・フェデラー（スイス）、ピート・サンプラス（アメリカ）、ジミー・コナーズの3人が優勝回数5回で4位タイで並んでいる。

ちなみに、昨年の2023年大会を制したノバク・ジョコビッチ（セルビア）は通算4回優勝で7位に位置しており、今年も連覇を果たせば4位タイに浮上することになる。

女子シングルスでは、モーラ・ビュルステット・マロリー（ノルウェー）が優勝回数8回でトップ。次いでヘレン・ウィルスが7回で2位、クリス・エバート（アメリカ）とセリーナ・ウィリアムズ（アメリカ）が6回で3位タイとなっている。

■全米オープンテニスにおける日本人選手の活躍の歴史：大坂なおみが2度の優勝

日本人では、大坂なおみが2018年の女子シングルスでセリーナ・ウィリアムズ（アメリカ）を破って優勝し、日本人として男女通じて初となるグランドスラム大会優勝を達成した。大坂は2年後の2020年にもこの大会で優勝し、複数回優勝を果たした唯一の日本人選手となっている。

なお、大坂は2019年と2021年の全豪オープンテニスでも優勝しており、これまでに通算4度のグランドスラム制覇を達成している。

男子は、錦織圭が2014年にシングルス決勝戦まで進んだのが最高位。この試合で錦織はマリン・チリッチ（ユーゴスラビア）にストレート負けを喫し、惜しくも準優勝に終わった。

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