【全米オープンテニス2025】大坂なおみ初戦をストレート勝ち!5年ぶりの全米制覇に向けて好発進

濱口桃子 Momoko Hamaguchi

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テニスの全米オープンは日本時間8月27日(現地26日)、アメリカ・ニューヨークにて女子シングルスの1回戦が行われ、世界ランク24位の大坂なおみが同106位のG.ミネンと対戦し、ストレートで勝利した。

今大会を第23シードで臨む大坂は、第1セットは先にブレイクを奪うなど、先行する形でゲームポイント6-3で良い滑り出しとなった。

第2セットも同様に序盤からブレイクし、大坂の流れになるかと思いきや、すぐにミネンにブレイクバックを許してしまう。第1セットは9本に抑えていたアンフォーストエラーが第2セットでは増え始め、どちらに転ぶかわからない展開になる。しかし、1ポイントごとに大きく深呼吸をするなど気持ちを切り替えた大坂。セット後半は冷静に決め切る場面も多く見られ、最終的には6-4で第2セット、そしてこの試合を勝ち切った。

バラをモチーフにした赤のウェアで着飾った大坂なおみは、勝利後、ルイ・アームストロング・スタジアムを埋め尽くした観客から大きな拍手で迎えられた。インタビューでは「少し緊張していた」と答えたが、自身2度の優勝を誇る全米オープンテニスで5年ぶりの制覇に向けて良い滑り出しを見せた。

次戦、大坂は地元アメリカの選手、H.バプティスト(世界ランク47位)と対戦する。試合の模様はWOWOWにて放送・配信される。


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濱口桃子 Momoko Hamaguchi

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。愛知県出身。幼少期より地元・中日ドラゴンズの試合や大相撲など、自宅でのスポーツ観戦を日課とする。これまで野球・サッカー・ラグビー・バスケと幅広いジャンルの現地観戦の経験あり。最近はBリーグを多く観戦しているため、主にバスケの記事を担当。好きな選手は名古屋ダイヤモンドドルフィンズの齋藤拓実。また、学生時代より続けているテニスの競技経験を活かした記事も執筆している。