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「いよいよワールドクラス」? 鈴木彩艶が思わずガッツポーズのビッグプレイ

坂東実藍 Miran Bando

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日本代表GK鈴木彩艶が、9月25日(現地24日)に行われたコッパ・イタリア2回戦で、チームのラウンド突破に貢献するビッグセーブを披露した。

ホームに2部スペツィアを迎えたパルマは、2度にわたってリードを奪いながらも逃げ切れず。1点リードで迎えた終盤に退場者を出すと、82分に追いつかれ、2-2でタイムアップを迎える。

延長戦はなく、勝負の行方はPK戦にもつれ込んだ。そしてスペツィア1人目のPKを鈴木が見事に読んでセーブ。日本代表守護神も、思わずガッツポーズだ。

幸先良いスタートを切ったパルマは、さらにスペツィアの4人目がクロスバーの上に外したこともあり、4-3でPK戦を制して勝ち進んでいる。

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試合中に珍しくキックのミスもあった鈴木だが、集中を切らすことなく、積極的にペナルティーエリアの外まで飛び出し、頭でクリアする場面もあった。何より、PK戦の最初に見せたセーブは、チームを勢いづかせただろう。地元メディアも多くが及第点を上回る6.5点をつけている。

昨季からGK大国イタリアで活躍する鈴木だが、見事なPKセーブも披露し、SNSでは賛辞が相次いだ。

「頼もしいなほんまに」
「まだ23歳ってのが怖い」
「感情むき出しなの初めて見たかも」
「こんなにガッツポーズしてるのなかなかない」
「PKまで止めはじめたらいよいよワールドクラスになれる」

ベスト16に駒を進めたパルマは、30日(現地29日)のセリエA次節でトリノと対戦する。リーグ戦ではまだ白星がないだけに、早く1勝が欲しいところだ。前節で今季初のクリーンシートを達成した鈴木も、再び無失点を目指すだろう。

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坂東実藍 Miran Bando

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。