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【セリエA】鈴木彩艶が「神セーブ」を披露も…失点関与でイタリアメディアから酷評

坂東実藍 Miran Bando

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10月4日、パルマGK鈴木彩艶はセリエA第6節のレッチェ戦で先発フル出場した。見事なセーブでチームを救う場面もあったが、失点にも関与して批判を浴びている。

前節トリノ戦で今季リーグ戦初白星を飾り、ムードが良くなっていたパルマ。だが、残留を争うライバルとのホームゲームで、前半38分に先制点を献上してします。

レッチェの左ウィングを務めるリッカルド・ソッティルが、シュートかクロスか微妙なボールを入れると、迷ったためかゴール前でのディフレクションを警戒したか、鈴木の反応が遅れる。結局、ボールは誰にもあたることなく、そのままゴールに吸い込まれた。

一瞬の出遅れが致命傷となった日本代表守護神だが、44分に訪れたピンチでは雪辱に成功した。抜け出してきたサンティアゴ・ピエロッティのシュートを、鋭い反応でブロック。追加点を許さない。SNSでは「神セーブ炸裂」との賛辞も寄せられた。

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しかし、パルマはその後の反撃も得点につながらず、0-1で3試合ぶりの黒星を喫した。勝てば中位浮上が期待できた試合で、痛恨の敗北だ。

それだけに、失点に絡んだ鈴木は、イタリアメディアから厳しく評価された。及第点を下回る採点ばかりで、なかにはチームワーストの採点もある。失点と敗北の責任を問われたかたちだ。

良い流れでインターナショナルブレイクを迎えることができなかった鈴木は、日本代表で仕切り直しできるだろうか。

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坂東実藍 Miran Bando

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。