プレミアリーグで最年少得点者は誰？リバプールのングモハが記録に迫る

Kyle Bonn

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小鷹理人 Masato Odaka

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世界で最も人気があり、権威あるサッカーリーグとして、プレミアリーグは世界中のプロ選手にとって最高レベルで自分を証明するためのゴールドスタンダードとされている。

若手選手にとって、プレミアリーグで戦力として認められることは夢の実現であり、有名な言葉にある通り「実力があれば、年齢は関係ない」ということだ。

それを体現したのがリバプールのリオ・ングモハだ。プレシーズンでの印象的な活躍が評価され、2025-2026シーズン開幕から途中出場の機会を得た。しかも、セントジェームズ・パークでの激戦で、リバプールに勝利をもたらした決勝ゴールを決めたのは、このアカデミー育ちの若者だった。

では、この16歳の選手はプレミアリーグ史上最年少ゴール記録を更新したのか？惜しくも届かなかったが、歴史に名を刻むレジェンドたちと肩を並べる位置に入り込んだことは間違いない。

ここでは、1992年のプレミアリーグ再編以降に記録された「史上最年少ゴールスコアラー」のランキングを紹介する。

プレミアリーグ史上最年少ゴールスコアラー

日本時間8月26日（火）、ニューカッスル戦で劇的な決勝ゴールを決めたリオ・ングモハは、プレミアリーグ史上4番目の若さでゴールを記録した。

彼は2002年10月にアーセナル戦で決勝弾を決めたウェイン・ルーニーの伝説的なゴールよりわずか1日遅い。ルーニーのゴールは当時、アーセナルのリーグ戦30試合無敗を止める一撃であり、プレミアの記録となった。しかしそのわずか2か月後、ジェームズ・ミルナーが記録を更新している。

さらにその記録は2年余りでエバートンのジェームズ・ボーンによって破られ、以来20年以上にわたって破られていない。

ゴールを決めることは若手選手にとって夢だが、ピッチに立つこと自体も大きな達成だ。

ジェームズ・ボーンの最年少ゴール記録は20年以上破られていないが、最年少出場記録は次々と更新されている。

2022年、アーセナルのイーサン・ヌワネリがプレミアリーグ史上最年少出場記録を樹立。15歳での出場は、史上3人しかいない。この記録は今なお生きており、2025-2026シーズン開幕戦では、アーセナルの新星マックス・ダウマンがその更新にあと一歩まで迫った。

原文：Who is the youngest Premier League goal scorer? All-time EPL record as Liverpool's Ngumoha comes close to history
翻訳：小鷹理人（スポーティングニュース日本版）