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【欧州CL】なぜデ・ブライネは古巣マンチェスター・シティ戦をわずか26分で終えたのか? ケガなく途中交代した理由

坂東実藍 Miran Bando

【欧州CL】なぜデ・ブライネは古巣マンチェスター・シティ戦をわずか26分で終えたのか?  ケガなく途中交代した理由 image

世界が注目した古巣との対戦は、思わぬかたちで終わることになった。

9月19日(現地18日)に行われた欧州チャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第1節のマンチェスター・シティ対ナポリの一戦では、ケビン・デ・ブライネに大きな注目が集まった。シティを退団してナポリに加入したベルギー代表が、欧州最高峰の舞台で古巣の本拠地に戻ってきたからだ。

デ・ブライネはスタメンに名を連ね、エティハド・スタジアムの観客は“キング”を称賛して迎えた。

しかし、デ・ブライネはわずか26分でピッチを後にすることとなった。ケガをしたわけではない。なぜ、デ・ブライネとシティの勝負は前半の早い時間で終了となったのか。

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なぜケビン・デ・ブライネは古巣マンチェスター・シティ戦を26分で終えたのか?

デ・ブライネがシティとの重要な試合で早い時間に途中交代したのは、ナポリが退場者を出したからだ。前半21分、抜け出しかけたアーリング・ハーランドに対するタックルで、ジョバンニ・ディ・ロレンツォがVAR介入後のビデオ判定の末に一発退場となった。

シティに70%超の保持率を譲るなか、数的不利に陥ったアントニオ・コンテ監督は、DFフアン・ジェズスの投入を決断。そして交代させたのが、デ・ブライネだった。10人となり、より守備的な戦いを強いられたなかで、ベテランを下げざるを得ないと判断したのかもしれない。

こうして、デ・ブライネは前半途中でベンチに呼び戻された。無念の交代となったクラブレジェンドに、シティのサポーターは拍手を送っている。

試合はその後、ナポリが1人少ないながら必死に守った。だが、シティは後半56分にハーランドのゴールで先制。その9分後にもジェレミー・ドクが追加点を奪い、2-0で勝利した。

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坂東実藍 Miran Bando

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。