カイル・ウォーカー、なぜマンチェスター・シティを離れバーンリーへ? ファンが移籍に反応

Vishal Bhawani

小鷹理人 Masato Odaka

カイル・ウォーカー、なぜマンチェスター・シティを離れバーンリーへ? ファンが移籍に反応 image

イングランドを代表するDFの一人であるカイル・ウォーカーが、今夏、最も驚きの移籍をした。マンチェスター・シティでプレミアリーグを6度制し、チャンピオンズリーグ優勝も経験した彼が、バーンリーに加入したのだ。

エティハドで8年間、数々のタイトルを獲得してきた35歳のベテランサイドバックは、タイトル争いから一転、プレミアリーグ残留争いの渦中に身を投じる。今回の移籍は、ACミランへのレンタル移籍からわずか数ヶ月後のことで、ソーシャルメディア上ではファンの間で衝撃が走った。「転落だ」という声もあれば、「大胆な最終章だ」と見る向きもある。

しかし、ウォーカー自身はこれをステップダウンだとは捉えていない。むしろ、新たな挑戦に意欲を燃やしているようだ。

ウォーカーがバーンリー加入後に語ったことは?

バーンリーと2年契約を結んだウォーカーは、「ここに来られて嬉しい。スコットと話して、来シーズンの彼の計画を聞いた時、これは飛びつくべき機会だと思った」と語った。

さらに、「バーンリーは昨シーズン、素晴らしい守備で素晴らしい成績を収めた。僕の経験とクオリティを、この魅力的なチームに加えるのが待ちきれない」とコメントしている。

今回のターフ・ムーア(バーンリーのホームスタジアム)への移籍は、ウォーカーにとってトッテナムとイングランド代表でチームメイトだったスコット・パーカー監督との再会を意味する。イングランド代表として96キャップを誇るこの右サイドバックは、昇格組であるバーンリーのプレミアリーグ残留を目指す上で、その豊富な知識をもたらすことになるだろう。

マンチェスター・シティはウォーカーを長期的な戦力とは考えておらず、移籍金最大500万ポンドで放出することに同意したと理解されている。この契約により、シティは年俸で約1000万ポンドを節約できることになる。

一方、ファンはオンライン上で遠慮なく意見を表明している。あるユーザー(J17)は、「マンCからミラン、そしてバーンリーへ7ヶ月でって、マジか」と投稿し、別のユーザー(The Screenshot Lad)は単純に「彼に何があったんだ?」と問いかけた。

しかし、ウォーカーにとってこれは転落ではなく、リセットなのだ。プレミアリーグで400試合以上に出場してきた彼は、まだスパイクを脱ぐつもりはない。そして8月16日、彼はバーンリーでのデビュー戦で、古巣のトッテナムと対戦するかもしれない。まさに巡り合わせとしか言いようがない。

関連記事

Vishal Bhawani

Vishal Bhawani is a sub-editor for the Affiliate Content team and a writer and sub-editor for the Football Wires team at The Sporting News. Based in Indore, India, he holds a Diploma in Operations and Management from Maharashtra University.

Before joining TSN in May 2024, Vishal contributed to Football Express and Six Sports and ran his own blog, Anfield Home, as a passionate Liverpool fan. An avid traveler, he follows multiple sports, including cricket, soccer, and tennis.

小鷹理人 Masato Odaka

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。南アフリカW杯を機にサッカーに魅了され、欧州サッカーを中心に幅広く観戦。大学・大学院でスポーツマネジメントを専攻し、理論と実践の両面からスポーツを追求。フットサル部では全国大会出場経験あり。趣味はスポーツ観戦でサッカー、格闘技、MLBなど幅広く観戦。NBAは現在勉強中。