冬(1月)の移籍市場では、ヨーロッパ各地のクラブがシーズン途中で戦力補強を行い、現在の順位やチームのコンディションに応じて編成を調整することができる。
負傷者の発生、成績不振、あるいは予想以上に好調な前半戦を過ごし、さらなる高みを目指したいと考えるクラブは、新戦力の獲得を検討するかもしれない。
一方で、不満を抱える選手を放出したり、夏にフリーで退団予定の選手を売却して資金を得たいと考えるクラブもあるだろう。
スポーティングニュースでは、近年カレンダーを統一し、よりスムーズな運用を図ってきた欧州主要リーグを対象に、移籍市場の期間をまとめて紹介する。
2025-2026シーズン冬の移籍市場はいつ開く?
2026年1月の移籍市場は、プレミアリーグおよび欧州の主要リーグすべてで、2026年1月1日(木) に開幕する。
移籍市場は原則として元日に開くが、もし元日が週末にあたる場合は、翌週の月曜日に開くことになる。
イングランド、ドイツ、フランス、イタリア、スペインのトップリーグ、いわゆる「欧州5大リーグ」は、選手移動の手続きをより円滑に進めるため、移籍市場の日程を合わせている。
2025-2026シーズン冬の移籍市場はいつ閉まる?
2026年1月の移籍市場は、プレミアリーグでは 現地時間2026年2月2日(月)19:00/日本時間2026年2月3日(火)4:00 に閉幕する。
これは、従来の締切日である1月31日が土曜日であるため、翌週の現地月曜日が最終日となる。
開幕日と同様に、閉幕日も欧州5大リーグで統一されており、イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランスのトップリーグはいずれも同じ日が締切となる。
唯一異なるのは、締切時刻だ。セリエA、リーグ・アン、ブンデスリーガはプレミアリーグと完全に足並みをそろえ、中央ヨーロッパ時間20:00/日本時間 翌4:00に閉まる。一方、スペインの移籍市場は中央ヨーロッパ時間22:59/日本時間 翌6:59に締切となる。
冬の移籍市場とは?
冬の移籍市場とは、クラブがスカッドを変更できる約1か月間の期間を指す。
厳密には「移籍市場」とは選手登録期間のことであり、この期間中にクラブは新加入選手を登録し、リーグ公式の登録メンバーを変更することができる。
移籍市場期間外に獲得した選手は、新たな移籍市場が開くまで登録することはできない。
また、1月1日以降は、夏に契約満了を迎える選手が、一定の条件下で新クラブと 事前契約(プレコントラクト) を結ぶことが可能となる。これらの選手はシーズン終了まで現在のクラブとの契約が残るが、契約満了後に有効となる新クラブとの合意を結ぶことができる。
原文:When does the January transfer window open and close? Key dates for Premier League, European big five in 2026
翻訳:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)
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