本サイトに掲載されているリンクから商品の購入やサービスの契約をされた場合、本サイトが収益を得ることがあります。

トッテナム若手MFが語る今季のチームメンタリティとは?

Dorothy Howard

浄見耕志 Koushi Kiyomi

トッテナム若手MFが語る今季のチームメンタリティとは? image

トッテナムはチャンピオンズリーグ初戦でビジャレアルに勝利を収め、トーマス・フランクはクラブを率いるのにふさわしい監督であることを証明しつつある。

マンチェスター・シティにも勝利し、フランク体制となってから6試合で4度のクリーンシートを達成している。

その中で存在感を放っている若手MFのルーカス・ベリバルが、今季クラブがどこに重点を置いて戦っているのかを明かしている。

トッテナムの今季の「メンタリティ」とは?

ビジャレアル戦の勝利後、ベリバルは次のように語った。

「試合内容も良かったと思う。ホームで勝ち点3を取れて、しかもクリーンシート。最高の勝利だった」

「前半は僕たちが優勢だったが、後半は相手が盛り返して終盤は押し込まれる場面もあった。それでも、今年は『クリーンシートを意識する』というメンタリティを持って戦っている」

フランク監督は守護神にグリエルモ・ビカーリオを起用しており、今季プレミアリーグではわずか1失点しか許していない。

ベリバルはさらに続けた。

「チャンピオンズリーグでプレーするのは一段上の挑戦だ。子どもの頃からの夢でもあったし、ホームで勝ち点3を取れたのは信じられないほど嬉しかった」

「ここまでのシーズンは本当に良い滑り出しだ。PSG戦で2失点、ボーンマス戦で1失点したが、それ以外はほぼ完璧な内容だ」

また、今夏バイエルンからローン加入したジョアン・パリーニャも、守備面での成長を強調した。

「チームが改善しているのは明らかで、それが何より大事だ。特に守備面ではね」

「前線からGKまで、全員が守備に献身していることが大きい。だからこそクリーンシートで終われている」

「守備のレベルを高く保てれば、試合に勝てる可能性は一気に高まる」

守備意識を高めた戦いぶりは、フランク体制のトッテナムが新たなステージへ進んでいることを物語っている。

原文:Tottenham star reveals club's mentality for new season
翻訳・編集:浄見耕志(スポーティングニュース日本版)

✍️この記事はいかがでしたか? 読後のご意見・ご感想をぜひお聞かせください

関連記事

Dorothy Howard

Dorothy Howard is a freelance soccer writer for The Sporting News. Dorothy loves all things sports, especially soccer. She is unfortunately a hardcore Manchester United fan, but loves the USWNT. Since starting her career, she has published work for multiple sports sites, and is a trusted name in sports reporting.

浄見耕志 Koushi Kiyomi

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。東京生まれ・東京育ち。スポーツとの出会いは、幼少期に夢中で観戦した大相撲。以来、欧州サッカーやF1を中心に幅広く観戦し、競技そのものだけでなく、その背景や文化にも強い関心を持つ。映画や音楽をはじめカルチャー全般を日常的に吸収し、雑誌文化にも親しんでいる。