プレミアリーグが8月の月間MVP候補を発表 エキティケやグリーリッシュらが選出

小山亮 Akira Koyama

Ziyad Jamal

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プレミアリーグは9月4日(木)、2025-26シーズン8月の月間最優秀選手候補者8名を発表した。

注目は今夏加入した3人の新戦力である。新天地で早くも存在感を示し、開幕から印象的なパフォーマンスを見せている。

まず1人目は、今夏リバプールに加入したウーゴ・エキティケだ。

フランクフルト(ドイツ)から今夏加入したフランス人ストライカーは、コミュニティシールドで早速ゴールを挙げると、リーグ戦でも開幕3試合で2ゴール1アシストを記録。リバプールの攻撃陣に欠かせない存在として高く評価されている。

Hugo Ekitike of Liverpool

2人目は、チェルシーのジョアン・ペドロ。

ブライトンから移籍したブラジル人は、今年6月のクラブワールドカップで衝撃的なデビューを果たした。準決勝と決勝でゴールを決め、チームを世界王者に導いた活躍は強く印象に残る。その勢いはリーグ戦でも健在で、開幕3試合で2ゴール2アシストを記録し、攻撃陣の中心としてチームを牽引している。

Joao Pedro after scoring for Chelsea against AC Milan

Chelsea FC

そして3人目が、エバートンにローンで移籍したジャック・グリーリッシュである。

マンチェスター・シティから加入した技巧派MFは、開幕戦こそベンチスタートだったが、続く2試合では先発で出場し、合計4アシストを記録。チームの連勝に大きく貢献した。

Jack Grealish

Getty

その他の候補者には、リカルド・カラフィオーリ(アーセナル)、マーク・グエイ(クリスタル・パレス)、アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)、アントワーヌ・セメンヨ(ボーンマス)、ドミニク・ソボスライ(リバプール)が含まれている。

ハーランドは開幕戦での2ゴールに加えて3節のブライトン戦でもゴールを決め、開幕3試合で唯一となる3ゴールを記録している。ボーンマスのセメンヨも開幕戦で2ゴールを挙げ、リバプール相手に強烈な印象を残した。

また、ディフェンダーからも2人がノミネートしている。カラフィオーリは1ゴール2アシストを記録し、守備面でも安定感を発揮するなど、攻守両面で活躍。パレスの主将を務めるグエイは、圧倒的な存在感でチームを3戦無敗に導いた。

リバプールのソボスライは、普段とは異なる右サイドバックとして出場しながら、チームの3連勝に大きく貢献し、特にアーセナル戦で決めた美しいフリーキックは、8月のハイライトのひとつとなった。

月間最優秀選手は、一般のファン投票と専門家投票によって決定する。一般投票は日本時間9月8日20:00までで、受賞者は9月12日に発表される予定だ。

原文:Three summer signings nominated for August's Premier League POTM award
翻訳:小山亮(スポーティングニュース日本版)

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小山亮 Akira Koyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。都内の大学に在学中。15年間にわたりサッカーに打ち込んできたが、プロの試合観戦や分析も趣味。幼少期からJリーグや欧州サッカーを追いかけ、現在は年間20試合以上をスタジアムで観戦している。大学のサークルでは監督を務め、全国2位を経験した。

Ziyad Jamal

Ziyad Jamal contributes to Sporting News - UK Wires as a freelance writer focusing on all sports. He has written for sites including GiveMeSport, Planet Sport and IBTimes UK. He graduated with a degree in BA (Hons) Football Business and Media at UCFB Wembley in 2021.