トーマス・トゥヘル監督、イングランド代表でのジュード・ベリンガムの役割を明言

小鷹理人 Masato Odaka

Chirag Sharatkumar

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トーマス・トゥヘル監督は、直近のイングランド代表に招集しなかったレアル・マドリードのミッドフィールダー、ジュード・ベリンガムの立ち位置について明確にした。

イングランド代表「スリー・ライオンズ」は、10月9日にウェールズとの親善試合で3−0の快勝を収めた後、10月14日(火)にはアウェーでラトビアに5−0で圧勝した。

この勝利により、イングランドは来年夏にアメリカ、カナダ、メキシコで共同開催されるワールドカップ2026への出場権を獲得した。

また、トゥヘル監督はこの結果によって、就任後の6つの公式戦すべてに無失点で勝利した史上初のイングランド代表監督となった。

しかし、トゥヘル監督は10月の国際試合期間中にベリンガムを招集しなかった。22歳の彼は肩の手術で戦列を離れていたが、ようやく復帰したばかりだった。

トゥヘル監督、ベリンガムと会談予定

 

トゥヘル監督は、11月の国際試合ウィークを前にベリンガムと話をするつもりであることを認めた。また、ベリンガムが今回のメンバーから外れたのは、何か落ち度があったからではないと強調した。

「そうすると思う。なぜしない理由がある? もちろん彼は重要な選手であり、偉大な選手だ」とトゥヘル監督は語った。

「私は多くの選手と話をするつもりだ。特に、今回代表キャンプに呼ばれなかった選手たちにはメッセージを送るつもりだ。」

「今ここにいる選手たちは、報われた形で代表に参加している。だが、それと同時に私はほかの選手たちとも連絡を取り続ける必要がある」

「誰も何か悪いことをしたわけではない。罰でも何でもない。私はメッセージを送ったり話をしたりすると、全員が再び代表に戻りたいという強い意欲を見せてくれる。それが理想的な形だ」

「つまり、今代表にいない選手の中にも、代表入りにふさわしい者はたくさんいるんだ」

イングランド代表は、11月13日にウェンブリーでセルビアを迎え、16日にはアウェーでアルバニアと対戦し、ワールドカップ予選を締めくくる予定だ。

原文:Thomas Tuchel confirms Jude Bellingham's role in the England squad
翻訳:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)

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小鷹理人 Masato Odaka

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。南アフリカW杯を機にサッカーに魅了され、欧州サッカーを中心に幅広く観戦。大学・大学院でスポーツマネジメントを専攻し、理論と実践の両面からスポーツを追求。フットサル部では全国大会出場経験あり。趣味はスポーツ観戦でサッカー、格闘技、MLBなど幅広く観戦。NBAは現在勉強中。

Chirag Sharatkumar

Chirag Sharatkumar is a freelance writer for The Sporting News, with a focus on the Premier League, international football, and global fan culture. He also has extensive experience with the Stats Perform news agency and is a keen long-form sport and culture writer and storyteller. His work can be found on the pages of MUNDIAL Magazine and across various Substack platforms.