韓国戦を5-0で大勝し、好調ムードに包まれていたカルロ・アンチェロッティ監督率いるブラジル代表だったが、10月14日(火)に行われた日本戦で思わぬ展開を迎えた。2点を先行しながらも逆転を許し、最終的に日本が3-2でブラジルから歴史的な初勝利を挙げた。
日本はパウロ・エンリケとガブリエウ・マルティネッリのゴールでリードを許したものの、後半7分に南野拓実が相手DFファブリシオ・ブルーノのミスを突いて1点を返すと、流れは一気に日本へ。後半17分に中村敬斗、26分に上田綺世が立て続けにゴールを決め、見事な逆転劇を演じた。
ブラジル代表が2点差以上のリードから逆転負けを喫するのは、1940年以来85年ぶり。当時はウルグアイとの親善試合で3-1とリードしながら、最終的に3-4で敗れた。
今回の敗戦は、ブラジル代表にとって日本相手の歴史上初黒星でもある。これまで13試合の対戦成績はブラジルの11勝2分。総得点35、失点5と圧倒的な成績を誇っていたが、その長い歴史がここで塗り替えられた。
日本代表のブラジル戦対戦成績
日本代表はこれまでに14回ブラジル代表と対戦している。
- 日本:1勝
- ブラジル:11勝
- 引き分け:2回
なお、前回の対戦は2022年6月に行われた親善試合で、ブラジルが1-0で勝利。決勝点はネイマールがPKで決めた。
原文:Seleção Brasileira já levou virada após estar vencendo por dois ou mais gols?
翻訳・編集:浄見耕志(スポーティングニュース日本版)
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