マンC・ロドリ、プレミア制覇に向けチームへ警鐘「全試合に勝たなければ」

Dom Farrell

小山亮 Akira Koyama

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マンチェスター・シティのMFロドリは、プレミアリーグのタイトル争いにおいて、これ以上の取りこぼしは許されないとチームメイトに警鐘を鳴らした。

公式戦8連勝と好調を維持していたシティだが、直近の2戦では結果が振るわず。サンダーランドとのアウェー戦を0-0で終えると、続くホームでのチェルシー戦では、後半アディショナルタイムに同点ゴールを許し、1-1の引き分けに。監督不在のチェルシーを相手に、勝ち切れない結果となった。

一方、首位アーセナルはアストン・ビラ、ボーンマスにいずれも勝利し、着実に勝ち点を獲得。これにより、1位アーセナルと2位シティとの勝ち点差は6に広がっている。

2020~2024年にかけて4連覇を経験してきたロドリは、過酷なタイトル争いを勝ち抜くために何が必要かを熟知している。また、過去3シーズン連続で2位に終わっているアーセナルが、いかに手強いライバルであるかも認識している。

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チェルシーとの試合後、「こうした状況には向き合わなければならない。ただ全体的には、チームとしてとても完成度の高い試合ができたと思う」とロドリは振り返った。「これが僕たちの進むべき道だ。ただ、チャンスを残すためには、全試合に勝たなければならない」

さらに試合内容についてもこう言及する。「多くの決定機を逃した。ああいう場面では、もっと冷静かつ効率的でなければならない。試合の流れが変わったのに対し、僕たちは対応できなかった。1-0の状況では常にリスクがある。そして最後の最後で失点した。こうした経験から学び、下を向くことなく、僕たちが持っている王者のメンタリティを保ち、最後まで戦い続けなければならない」

ペップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・シティを象徴してきたのが、シーズン後半に一気に加速する連勝街道だ。2018-2019シーズンには、ラスト14試合を全勝してリバプールを振り切り優勝。さらに2023-2024シーズンは、12月6日(第16節)からシーズン終了まで無敗を維持し、王者としての地位を確固たるものにした。

では、今季のシティは再びその再現が可能なのか。現段階では楽観視できる材料ばかりではないが、ロドリは冷静に前を見据える。「勝ち点差は確かに大きい。ただ、サッカーは一瞬の差で決まる。順位表を見るのではなく、自分たちのパフォーマンスに集中し、シーズン終盤に訪れる重要な局面に備えることが大事だ」

さらに、「5月になって初めて、タイトルを本気で狙える位置にいるかどうかが分かる。後れを取っている状況は決して心地よくないが、戦い続けるためには精神的な強さが必要だ。もう多くの勝ち点を落とす余裕はない」と覚悟をにじませ、「ここからシーズン終了まで、すべてを懸けて戦う」と力を込めた。

チェルシー戦で見せたロドリのパフォーマンスは、今後に向けた最大のポジティブ材料である。昨シーズンは前十字靱帯断裂という大けがに見舞われ、その後も筋肉系のトラブルが相次いでいたスペイン代表MFだが、この一戦で復調への確かな手応えを示した。

サンダーランド戦で負傷したMFニコ・ゴンサレスに代わり後半から出場し、チェルシー戦では約3か月ぶりにプレミアリーグで先発。負傷者が相次ぐチーム事情の中でフル出場を果たした。

コンディションが万全に戻るまでにはまだ時間を要するものの、チェルシー戦の最初の1時間に限って言えば、その存在感はブランクをまったく感じさせなかった。中盤で試合を掌握し、マンチェスター・シティが主導権を握った時間帯を作り出した。彼がこの状態を維持できれば、かつてのような圧倒的な連勝街道が再び現実のものとなる可能性も十分にある。

試合後、ロドリは「またサッカーを楽しめている。それは僕の表情を見れば分かるはずだ」と笑顔を見せ、「自分にとっては長く苦しい時期だったが、再びチームを助けられる立場に戻ってきた」と復帰への手応えを語った。

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原文:Rodri sets Man City brutal challenge in Premier League title chase with Arsenal
翻訳・編集:小山亮(スポーティングニュース日本版)

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