シャビ・アロンソ監督にとって、日本時間の日曜深夜にサンティアゴ・ベルナベウで行われるバルセロナ戦は、レアル・マドリードの監督として初のクラシコとなる。
前任のカルロ・アンチェロッティ氏に代わってチームを率い始めたアロンソ監督は、就任後、好調を維持している。前節のヘタフェ戦では1-0で勝利し、今季ラ・リーガ9試合で8勝目を挙げ、王者バルセロナに勝ち点2差をつけて首位に立った。
日本時間の木曜早朝には、チャンピオンズリーグでユヴェントスに1-0で勝利した。バルセロナは、その前日、オリンピアコスに6-1で圧勝している。休養日が1日少ないうえ、守備陣に負傷者が多いため、今節のスタメン選考はアロンソ監督にとって難しい判断となりそうだ。
レアル・マドリードの予想スタメン
クルトワ(GK)
バルベルデ、 ハイセン、 ミリトン、 カレーラス
チュアメニ、 ギュレル
マスタントゥオーノ、 ベリンガム、 ヴィニシウス
エムバペ
フォーメーション:4-2-3-1
チームニュース
守備面では依然として問題が多い。センターバックのアントニオ・リュディガーとダビド・アラバ、右サイドバックのダニ・カルバハルとトレント・アレクサンダー=アーノルドが負傷離脱中だ。カルバハルとアーノルドはクラシコに間に合う可能性もあるが、現状ではフェデリコ・バルベルデが引き続き右サイドバックで起用される見込み。
ディーン・ハイセンは出場可能と判断されたら、ラウル・アセンシオに代わって先発出場する可能性がある。
中盤では、アルダ・ギュレルとオーレリアン・チュアメニがボランチとして並び、その前でジュード・ベリンガムが自由なトップ下としてプレーする。アロンソ監督は、ギュレルを高く評価しており、エドゥアルド・カマヴィンガではなく、ギュレルを先発にする可能性がある。
前線は、好調を維持するキリアン・エムバペがチームの攻撃を牽引する。ヴィニシウス・ジュニオールは大一番で自らの価値を証明する機会となるが、結果を残せなければ、その将来がより厳しく問われることになるだろう。
レアル・マドリードの負傷者リスト
以下は、レアル・マドリードの負傷状況と、離脱中の選手の復帰予定日だ。
ダビド・アラバ
- 負傷状況: 右ふくらはぎの肉離れ
- 復帰予定日: 2025年11月1日
ヘタフェ戦でふくらはぎを痛め、ユベントス戦とクラシコを欠場。11月1日のバレンシア戦での復帰が見込まれている。
トレント・アレクサンダー=アーノルド
- 負傷状況: 左ハムストリング
- 復帰予定日: 2025年10月26日
9月にハムストリングを負傷。アロンソ監督はユベントス戦での起用を見送ったが、クラシコで復帰する可能性もある。
ダニ・カルバハル
- 負傷状況: 左ふくらはぎの筋肉損傷
- 復帰予定日: 2025年10月26日
アーノルド同様、クラシコでの復帰が期待されるが、先発から起用されるかは微妙。
ディーン・ハイセン
- 負傷状況: 左ふくらはぎの筋肉損傷
- 復帰予定日: 2025年10月26日
カルバハルと同様の負傷。通常なら11月1日のバレンシア戦、もしくはその3日後のリヴァプール戦で復帰予定だったが、アラバの離脱によりクラシコでの早期復帰が求められる可能性がある。
フェルラン・メンディ
- 負傷状況: 右大腿四頭筋
- 復帰予定日: 2025年11月
昨季のコパ・デル・レイ決勝後に太ももを手術して以来、試合出場なし。クラシコ前にチーム練習へ復帰しており、11月初旬の復帰が現実的。
アントニオ・リュディガー
- 負傷状況: 左太ももの筋断裂
- 復帰予定日: 2025年12月12日
9月に負傷し、全治3か月と診断。順調にいけば、12月10日のマンチェスター・シティ戦で復帰可能。
試合情報
- 日程: 日本時間2025年10月27日(月)
- キックオフ: 0:15
- 会場: サンティアゴ・ベルナベウ(スペイン・マドリード)
- 大会: ラ・リーガ 第10節
- 放送:DAZN、U-NEXTサッカーパック
原文:Real Madrid lineup vs. Barcelona: Predicted starting XI, team news, injury list for La Liga Clasico
翻訳・編集:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)
✍️この記事はいかがでしたか? 読後のご意見・ご感想をぜひお聞かせください
関連記事
- バルセロナ新たな財政危機の恐れ、プレミアリーグへの移籍金債務5000万ポンド
- セルヒオ・ラモス、エムバペにエール エル・クラシコ前に激励の言葉
- 【最新版】ラ・リーガの視聴方法まとめ|2025-2026シーズンはどこで見られる? 料金は?

