ウスマン・デンベレ、バロンドールを前にラ・リーガのスターとの秘密の約束を明かす

小鷹理人 Masato Odaka

Ajay Gandhar

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パリ・サンジェルマン(PSG)のウスマン・デンベレが、長年の友人でありフランス代表のチームメイトでもあるキリアン・エムバペとの間にある“暗黙の了解”について、バロンドールというサッカー界で最も権威ある個人賞の背景で語った。

フランス・フットボール(Le10Sport経由)のインタビューで、デンベレは、10代のセンセーションであるラミン・ヤマルと共にバロンドールの有力候補であるにもかかわらず、自分とエムバペはこの話題をまったく口にしないことを明かした。

「その話はしていない。冗談でも話題にしないよ」とデンベレは語る。

「キリアンとはいつも、“バロンドールを狙うなら、まずチームのタイトルを獲ることが一番大事”って言い合ってるんだ。」

フランス代表のウイングであるデンベレは、今季すべての大会で33得点を記録し、これは自身最高のシーズンとなった。これは彼が過去5シーズンで挙げたゴール数を上回る数字だ。

その圧倒的な活躍により、PSGは史上初のチャンピオンズリーグ優勝を含む4冠を達成した。

デンベレとエムバペの静かな約束

デンベレは、彼とエムバペが個人よりもチームとしての成果に重きを置いていることを改めて強調した。

「大きな大会で最後まで戦い抜き、素晴らしいシーズンを送ることが鍵だ。そうすれば、バロンドールに選ばれるチャンスはある。僕たちはそれだけに集中している。それ以上でもそれ以下でもない。」

一方、17歳のラミン・ヤマルはバルセロナで国内三冠を達成し、数十年ぶりに最年少のバロンドール候補として脚光を浴びている。

しかし、デンベレのチャンピオンズリーグ優勝と圧倒的な成績が、現時点では彼をわずかにリードさせている。

原文:Ousmane Dembele reveals silent pact with La Liga star amidst Ballon d'Or bid

抄訳:小鷹理人(スポーティングニュース日本版)

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小鷹理人 Masato Odaka

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。埼玉県出身。南アフリカW杯を機にサッカーに魅了され、欧州サッカーを中心に幅広く観戦。大学・大学院でスポーツマネジメントを専攻し、理論と実践の両面からスポーツを追求。フットサル部では全国大会出場経験あり。趣味はスポーツ観戦でサッカー、格闘技、MLBなど幅広く観戦。NBAは現在勉強中。

Ajay Gandhar

Ajay Gandhar is a content producer for The Sporting News, working across our English-language editions.